第36回日本ゴールドディスク大賞が発表され、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門で、Snow Manが初受賞、洋楽部門はザ・ビートルズが4年ぶり7度目の受賞を果たした。BTSは「ベスト・エイジアン・アーティスト」4年連続受賞など計10冠の快挙。



【写真】「アルバム・オブ・ザ・イヤー(アジア)」など10冠の快挙を達成したBTS

 CD、音楽ビデオ、配信等の売上実績を基に、その年のレコード産業の発展に貢献したアーティスト及び作品を顕彰する「日本ゴールドディスク大賞」。36回目となる今年の受賞作品・アーティストは、70作品・アーティストにのぼる。

 この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、Snow Manが初受賞。そのほか、「アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽)」、「シングル・オブ・ザ・イヤー」など計7冠を受賞した。

 Snow Manの岩本照は、「喜びと同時にもっと沢山の方に楽しんでもらえる、笑顔になってもらえるようパフォーマンスを磨き、現状に甘んじることなく、更なる飛躍を目指して日々精進して参りたいと思います」と喜びの声とさらなる意気込みを届けている。

 洋楽部門はザ・ビートルズが4年ぶり7度目の受賞となり、洋楽部門では史上最多の受賞回数に。「ベスト・エイジアン・アーティスト」は、BTSが4年連続の受賞に加え、同賞史上最多受賞を更新。さらに「アルバム・オブ・ザ・イヤー(アジア)」、「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(アジア)」「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(アジア)」など計10冠の快挙を達成した。

 BTSは「4年連続で“ベスト・エイジアン・アーティスト”賞をいただくことになりました。このような大変光栄な賞を受け取ることができたのは、いつもたくさんの愛情を送ってくださるARMYの皆さんのおかげだと心から感謝しています」とコメントを寄せている。

 「第36回日本ゴールドディスク大賞」受賞作品・アーティスト、コメント全文は以下の通り。

■アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):Snow Man
■アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):ザ・ビートルズ
■ベスト・エイジアン・アーティスト(アジア):BTS
■ベスト・演歌/歌謡曲・アーティスト:氷川きよし
■ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):優里
■ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):オリヴィア・ロドリゴ
■ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(アジア):ENHYPEN

■ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽):
INI
Ado
なにわ男子
BE:FIRST
優里

■ベスト3ニュー・アーティスト(洋楽):
イージー・ライフ
オリヴィア・ロドリゴ
フィニアス

■ベスト3ニュー・アーティスト(アジア):
ITZY
ENHYPEN
TREASURE

■ベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト:真田ナオキ

■アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『Snow Mania S1』Snow Man
■アルバム・オブ・ザ・イヤー(洋楽):『ヴォヤージア』アバ
■アルバム・オブ・ザ・イヤー(アジア):『BTS,THE BEST』BTS

■ベスト5アルバム邦楽:
『8BEAT』関ジャニ∞
『Re:Sense』King & Prince
『1ST』SixTONES
『Snow Mania S1』Snow Man
『Time flies』乃木坂46

■ベスト3アルバム(洋楽):
『30』Adele
『ヴォヤージ』アバ
『レット・イット・ビー<スペシャル・エディション>』ザ・ビートルズ

■ベスト3アルバム(アジア):
『SEVENTEEN 9th Mini Album ‘Attacca’』SEVENTEEN
『Chaotic Wonderland』TOMORROW X TOGETHER
『BTS,THE BEST』BTS

■クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『SONGBOOK』葉加瀬太郎
■ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『シルヴァー・ライニング・スイート』上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット
■インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『FLY!FLY! FLY! T‐SQUARE』T‐SQUARE
■サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『「竜とそばかすの姫」オリジナル・サウンドトラック』ヴァリアス
■アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『TVアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編 オリジナルサウンドトラック』鬼滅の刃
■純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『癒しの二胡~ふるさと・愛燦燦~』V.A.
■企画・アルバム・オブ・ザ・イヤー:『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』PRODUCE 101 JAPAN SEASON2

■シングル・オブ・ザ・イヤー:『Grandeur』Snow Man
■ベスト5シングル:
『Grandeur』Snow Man
『HELLO HELLO』Snow Man
『初心LOVE(うぶらぶ)』なにわ男子
『ごめんねFingers crossed』乃木坂46
『僕は僕を好きになる』乃木坂46

■ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『アラフェス2020 at 国立競技場』
■ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(洋楽):『レディ・イン・ザ・バルコニー:ロックダウン・セッションズ』エリック・クラプトン
■ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(アジア):『BTS MAP OF THE SOUL ON:E』BTS

■ベスト3ミュージック・ビデオ:
『アラフェス2020 at 国立競技場』嵐
『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』嵐
『Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.』Snow Man

■ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽):『怪物』YOASOBI
■ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(洋楽):『My Universe』Coldplay X BTS
■ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(アジア):『Butter』BTS

■ベスト5ソング・バイ・ダウンロード:
『One Last Kiss』宇多田ヒカル
『Cry Baby』Official髭男dism
『Butter』BTS
『怪物』YOASOBI
『Pale Blue』米津玄師

■ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(邦楽):『怪物』YOASOBI
■ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(洋楽):『Stay』The Kid LAROI & Justin Bieber
■ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(アジア):『Butter』BTS

■ベスト5ソング・バイ・ストリーミング:
『勿忘』Awesome City Club
『Cry Baby』Official髭男dism
『Permission to Dance』BTS
『Butter』BTS
『怪物』YOASOBI

■特別賞:Aimer、YOASOBI

※第36回日本ゴールドディスク大賞は、当該年度(2021年1月1日~12月31日)の正味売上実績に基づき各賞を授与。


<受賞コメント>

■アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):Snow Man

 この度、とても光栄な賞を受賞させていただいたこと、本当に感謝しています。沢山応援してくださっている皆様のお力があって頂けた賞だと思っております。喜びと同時にもっと沢山の方に楽しんでもらえる、笑顔になってもらえるようパフォーマンスを磨き、現状に甘んじることなく、更なる飛躍を目指して日々精進して参りたいと思います。(岩本照)

■ベスト・エイジアン・アーティストアジア:BTS

 4年連続で「ベスト・エイジアン・アーティスト」賞をいただくことになりました。このような大変光栄な賞を受け取ることができたのは、いつもたくさんの愛情を送ってくださるARMYの皆さんのおかげだと心から感謝しています。これからも僕たちは良い音楽で皆さまの心にあたたかい気持ちを贈っていけるよう、より一層頑張ります。

 そして、いつも僕たちを支えてくださるパン・シヒョクPDをはじめBIGHIT MUSICとHYBEのスタッフの方々にも感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます。

■ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):優里

 「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー/ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽)」に選出していただきありがとうございます。応援してくれているファンの皆さまに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。2021年はたくさんの方に僕の音楽を知ってもらえる1年になりました。これからもたくさん曲を作って、歌って、僕の音楽を届けて行きますので、受け取っていただけると嬉しいです。


■アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『Snow Mania S1』Snow Man

 この度は「アルバム・オブ・ザ・イヤー」という素晴らしい賞をいただきまして、恐悦至極でございます。受賞した作品である「Snow Mania S1」は、Snow ManがCDデビューする前のJr.時代の曲や今の代表曲、そして今後表現していきたい音楽の新曲が全て詰まった、まさにSnow Manの過去現在未来を凝縮したアルバムです。

 受賞についてはひとえに、紆余曲折を経たSnow Manに寄り添い、応援してくださるファンの皆様のおかげです。本当にありがとうございます。(阿部亮平

■シングル・オブ・ザ・イヤー:『Grandeur』Snow Man

 この度、「シングル・オブ・ザ・イヤー」という大変素晴らしい賞を受賞させていただけたことは本当に嬉しいです。この賞を受賞出来たのはファンの皆様の応援のおかげだと思いますので、まずは1番に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。

 これからも素敵な思い出を共有できるよう頑張りますので、Snow Manのことを末永くよろしくお願いします。(佐久間大介

◆ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(邦楽):『怪物』YOASOBI

 この度は、このような名誉ある賞をいただくことが出来て、とても嬉しく思っております。沢山の方が聴いてくださったことの積み重ねで繋いでいただいた結果だと思うので、身が引き締まる思いです。「怪物」は、ボーカルとしても多くのチャレンジをした楽曲なので、とても嬉しいです。原作小説を書き下ろしてくださった、板垣巴留先生にも感謝申し上げます。


◆特別賞:Aimer

 ゴールドディスク大賞「特別賞」をいただき、とても光栄です。いつも応援してくださるみなさん、10年の間に出会ってくださった全てのみなさんに、感謝しています。本当にありがとうございます。

 これからもたくさんの人に届くような、それでいて一人一人の方に寄り添いその心を少しでも守れるような音楽を、作り続けていきたいです。

◆特別賞:YOASOBI

 アーティストとしての「特別賞」、非常に嬉しく思います。本当にありがとうございます。今回、賞をいただいた「怪物」に限らず、他の楽曲においても沢山の方が聴いてくださったことで、このような賞をいただくことが出来たと思っております。いつも応援してくださっている全ての皆さまに感謝いたします。これからもYOASOBIらしく、様々なことにチャレンジしていけたらと思います。

編集部おすすめ