漫画家・鳥飼茜の衝撃作『ロマンス暴風域』が実写ドラマ化され、ミュージシャン・俳優の渡辺大知を主演に迎え、MBS/TBSドラマイズム枠にて7月5日から放送されることが決定した。

【写真】主演・渡辺大知、ヒロイン・工藤遥、小野花梨 ドラマ『ロマンス暴風域』キャスト陣

 原作は、『おはようおかえり』『おんなのいえ』や、映像化も果たした『地獄のガールフレンド』など、リアルな描写で読者の心をえぐる話題作を続々生み出し続ける漫画家・鳥飼茜が、アラサー男性と風俗嬢の運命の恋とその後を描いた衝撃作。

 高校の非正規講師である佐藤民生(渡辺)は、学生時代に付き合った彼女と別れて以降、独り身。非モテの自分から抜け出したいと婚活に励むも、非正規を理由に相手にされず…。さらに講師の仕事の契約終了が決まっているが、就活もうまくいかない。

 そんな自分を慰めるように入った風俗店で出会った風俗嬢・せりか(工藤遥)に一目ぼれ。せりかに“運命”を感じた民生は、風俗店に通いはじめる。いつも明るく笑顔のせりかに民生はどんどん惹かれていき、ついに店外デートの約束を。デート当日。恋人のようにデートを楽しむ2人は自然といい雰囲気に。だが、せりかにはある秘密があり…。

 肩書、年収、年齢、世の中から求められる一般的な男性像。さらに、コンプレックスにまみれた自分の内側。目を背けることのできない現実に惑う民生が求める、真実の愛とはなにか、運命の恋はどこにあるのか―。

 非モテの自分にコンプレックスを抱えており、人並みの幸せを求める美術講師・佐藤民生役を演じるのは渡辺大知。渡辺は「孤独を埋めようともがく人々の姿が、生々しく描かれていました。心にグサっと刺さってくるようなドラマになるよう、少しでも力になれたら」とコメント。

 民生が運命の恋におちる風俗嬢・せりか役には工藤遥。本作が連続ドラマ初ヒロインとなる工藤は、「挑戦です…! 出演が決まり、武者震いしました」と撮影への意気込みを語っている。

 そして民生が“ある出来事”がきっかけで、失意のどん底にいた時に出会った激安ヘルスに勤務する風俗嬢・なっちゃん役に小野花梨。小野は「私の役は原作とは少し違った書き方をされますが、原作のなっちゃんのイメージを無くさないようどこまでできるか、精一杯頑張ります」とコメント。

 脚本はドラマ『シジュウカラ』の開真理、監督は映画『猿楽町で会いましょう』で長編映画監督デビューを飾った児山隆、ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』の水波圭太が務める。

 ドラマイズム『ロマンス暴風域』は、7月5日より、MBSにて毎週火曜24時59分(初回は25時19分)、TBSにて同25時28分(初回は25時50分)放送。

 コメント全文は以下の通り。

<コメント>

■渡辺大知コメント

 原作を読んで、誰かと共に生きる、とはどういうことなのかを考えさせられました。

 独りでいることでは果たせない“何か”がきっとある。だから誰かを求めている。それでなにが変わるかはわからない。ただただその“何か”を追い求めていく。そうやって孤独を埋めようともがく人々の姿が、生々しく描かれていました。

 不安の中をただ漂っているような生活の中で、突然現れた「運命」に主人公はなにを求めるのか。

 この作品を通して、自分の中でもその"何か"を掘り下げていきながら、今の生活の中で、心のなんとなくぼんやりとしてる部分にグサっと刺さってくるようなドラマになるよう、少しでも力になれたらと思っております。

■工藤遥

 挑戦です…!

 出演が決まり、武者震いしました。全身全霊ぶつかっていくだけだと、己を奮い立たせる日々です。本能と衝動で生きる儚さや純粋無垢と共存している狡猾さなど、とっても魅力的なキャラクターを演じられる機会を頂けた事に感謝致します。ぜひ、お楽しみ下さい。

■小野花梨

 風俗嬢に恋をしたサトミンを通して色んなことを考えてしまいました。

 渡辺さんをはじめ、キャストの皆さんと共に鳥飼茜先生の世界観を映像化出来ることがとても楽しみです。

 私の役は原作とは少し違った書き方をされますが、原作のなっちゃんのイメージを無くさないようどこまでできるか、精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします!

■原作者・鳥飼茜

 『ロマンス暴風域』ドラマ化、とても嬉しいです。自分で描いておきながら、風俗嬢とアラサー男性の純愛という内容はこの時代においてややセンシティブな物語ではありますが、脚本を最初に読ませていただいて率先してその繊細な部分を多面的に描こうとされていることが伝わり、安心して期待しております。出演者の方々、スタッフの皆様にも同じく、物語をそれぞれ多彩な感じ方で編み上げるように作り上げていただければ幸いです。