宝塚歌劇団宙組トップスターの真風涼帆が、7月6日発売の「anan」2306号スペシャルエディションの表紙に登場。現役タカラジェンヌが「anan」の表紙を飾るのは、2020年5月の望海風斗以来2人目。



【写真】公開通し稽古に登場した真風涼帆

 伝統の深みを感じさせるエレガントで重厚感のあるセクシーさに、現代的な洒脱さも持ち合わせ、厚みのある存在感と演技力で宝塚の人気を牽引。大人の色気を纏う男役として、円熟味を増している真風。6月の東京ガーデンシアターでの公演『FLY WITH ME』では美しさやかっこよさだけでなく、お茶目でユニークな素顔も披露。個性豊かな宙組のメンバーを率いるリーダーシップも存分に発揮し、3日間で延べ3万人の観客を興奮の渦に巻き込んだ。

 さらに、宝塚大劇場で8月27日に開幕する宙組公演では、『FLY WITH ME』に続きLDH JAPANとの奇跡のコラボとして『HiGH&LOW THE PREQUEL』の上演が決定。ポスタービジュアルの公開時には「#ヅカロー」がトレンドワードになるなど、宝塚ファン、LDHファンの垣根を越えて大反響を巻き起こした。


 初表紙は、男役としての色気と魅力が全開のものを…と本人と相談し撮影。劇場の観客を捉えて離さないせつなげな流し目が魅せる男役の色気が全開! 大人っぽい真風の魅惑的な表情を堪能できる1枚となった。撮影は爽やかなブルーのシャツスタイルからスタート。着替えを終えてメイクルームから出てきた表情は少年のように優しげな微笑み。バルコニーで佇む真風をカメラマンがスタジオ内から撮影したが、プライベートを覗き見しているようなカットに。そのナチュラルな好青年ぶりにスタッフからはため息も。
そして、2ポーズ目はダークでミステリアスな色みのジャケットスタイル。すると先ほどとは表情が一変、男役の覇者としての威厳と逞しさに満ち溢れた色気を漂わせ、自身でモニターチェックをしながら、さらなる美しさ、かっこよさを極めていく姿はまさに男役の求道者。類まれな長身とスタイルの良さでポーズを決めていく姿は、まるでスタジオ内をステージに見立てて舞い踊るかのよう。連写風カットは必見だ。

 ロングインタビューでは、今回の公演に関する話はもちろん、17年の宝塚人生を振り返って男役という唯一無二の存在に感じている魅力から、自らが率いる宙組生たちへの愛情や信頼を強く感じられる話まで盛りだくさん。男役に対して抱く矜持、トップスターとしての絶対的な覚悟がひしひしと伝わる内容となっている。


 真風涼帆が表紙を務める「anan」2306号スペシャルエディションは、マガジンハウスより7月6日発売。