女優の橋本愛が主演を務めるドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系/毎週水曜22時)の最終回が本日21日に放送される。スタジオ撮影最終日にお祝いとして、森山直太朗がサプライズ登場。

涙の挨拶の後、主題歌「茜」の弾き語りを披露した。

【写真】森山直太朗が弾き語る主題歌「茜」を聴くキャスト一同

 本作は『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を手がけた遊川和彦の脚本によるヒューマンドラマ。橋本扮する合格率100%を誇る謎の家庭教師・トラコこと根津寅子が、3人の母親と3人の子どもに向き合う姿を描いていく。

 今夜、ついに最終回を迎える本作。先日のスタジオ撮影最終日、鈴木保奈美をはじめ主要キャストが定食屋「万福亭」クランクアップ後の記念撮影中に、「みなさんのクランクアップをお祝いしたいとスペシャルゲストに来ていただいております」(スタッフ)と声がかかると、「万福亭」の入口から森山直太朗がサプライズ登場。

 「え~っ!」「キャー!」と歓声があがる中、森山は挨拶すると、冒頭から想定外に感極まってしまい涙目での祝福コメントに。キャストから「(まだ)誰も泣いてないよ~」と声が飛ぶなど、スタジオが和やかな雰囲気になる中、森山から最後にサプライズが。

 「きょうは控え室で、窓の外を見たら『茜空』が広がっていましたし、せっかくなので歌いたいなと…」と告げられると、「すご~い」「やばい!」とスタジオはさらなる盛り上がり状態に。

 ギター1本で主題歌「茜」を弾き語る森山の沁みいる声がスタジオを優しく包みこみ、見事に歌い上げると橋本は「森山さんのギターの弦を弾く指が微かに震えていて、それなのに奏でられる音は強く繊細でした。窓もないスタジオのセットの中に、夕陽が差して、秋の風が吹き、虫の声が聴こえるようでした。森山さんの唄には、日本の自然の美しさを感じます。真摯にドラマを見てくださり、救われる思いでした。
本当に、ありがとうございました」と感激の様子。いつまでも拍手が鳴りやまぬ特別な時間となった。

 ドラマ『家庭教師のトラコ』最終回は、日本テレビ系にて本日9月21日22時より放送。

 ※森山のコメント全文は以下の通り

<森山直太朗 コメント全文>

■森山直太朗(主題歌)

スタッフの皆さんのご好意に甘えてスタジオにお邪魔させていただきました。

最終話を収録している「トラコの現場」は程良い緊張感に満ち、温かく、活気に満ちていました。橋本愛さんはじめ、演者、スタッフの皆さんがキラキラしていて眩しくて涙が出てしまいました。その輝きに無意識なほど人は美しく映ります。

「万福亭」で歌まで歌わせていただき、まさに至福のひととき。素晴らしい時間をありがとうございました。

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