バカリズムの原案・脚本によるオムニバスドラマ『ノンレムの窓 2022・秋』が、日本テレビ系にて10月9日22時30分より放送されることが決まった。

【写真】各話で主演を務める窪田正孝&木村文乃&木村多江の場面写真

 本作は、4月に誕生し、独創的な世界観とウィットに富んだ笑いを織り交ぜ、珠玉のストーリーを生み出すバカリズムワールド全開のオムニバスドラマ『ノンレムの窓』の第2弾。

バカリズムは原案・脚本だけでなく、自ら〝窓先案内人〟としてドラマの幕間に登場。斉藤由貴が演じる〝顔を一切見せない謎の女性マドカ〟との不思議な掛け合いも見どころだ。

 バカリズムの脚本による第1話「未来から来た男」では、窪田正孝が3年前にタイムリープし“未来から来た男”として一躍時の人となる会社員を演じる。伊達さん(大人のカフェ)の脚本による第2話「放送禁止用語」では、木村文乃が急増する“放送禁止用語”を極めようとする朝の報道番組を担当するアナウンサー役。そして安部裕之の脚本による第3話「パスワードが知りたい」では、木村多江が夫の隠し事を突き止めようとパソコンのパスワード解析に必死になり、夫と異常なまでの対決をする妻、その夫を鈴木浩介が演じる。

 さらに、「未来から来た男」では柄本時生味方良介、そしてフリーアナウンサー・石井亮次、「放送禁止用語」では大原優乃、福山翔大、菅谷大介(日本テレビアナウンサー)、そして相島一之らが脇を固める。

 バカリズムは出演者について「今回も豪華ですね!キャスティング会議が一番楽しいです(笑)。『引き受けてくれるかなぁ』という思いで、バカなふりして聞いてみたら引き受けて下さって本当に有難いです!! 」とした上、「今回もとても良い仕上がりになっていると思います!是非、みんなで見て下さい!そして、次もやらせて下さい!! 」とコメント。

 窪田正孝は「何気ない日常の笑いや喜びをどう感じるかは人それぞれですが、今作は皆さんの心を少し明るく照らしきっと笑わせてくれると思います」、木村文乃は「私自身もとても楽しく撮影させていただきました。楽しく、そしてシュールでちょっと背中がヒヤッとするような不思議な世界に皆さんをご案内できるように精一杯頑張りましたので、是非、楽しみにしてください」、木村多江は「バカリズムさんならではの、レム睡眠からノンレム睡眠になるような……日常の中でもちょっと変化していく現実とそうではない世界の中間ような、不思議な世界を楽しんでいただきたいと思います」と視聴者にメッセージを寄せた。

 『ノンレムの窓 2022・秋』は、日本テレビ系にて10月9日22時30分放送。

※コメント全文は以下の通り

<バカリズム、窪田正孝、木村文乃、木村多江 コメント全文>

◆原案・脚本・「窓先案内人」:バカリズム

Q:第2弾「ノンレムの窓」放送が決定してー
 本当に嬉しいです。
立ち上げの段階から「定期的に特番として放送できたらいいですね」というお話をしていたので、それが即刻叶って嬉しいです。

Q:出演者についてー
今回も豪華ですね!キャスティング会議が一番楽しいです(笑)。「引き受けてくれるかなぁ」という思いで、バカなふりして聞いてみたら引き受けて下さって本当に有難いです!!

Q:原案・脚本を担当された窪田正孝さん主演「未来から来た男」についてー
窪田さんは、以前からご一緒させていただきたいと思っていたので今回やっとご一緒させていただくことが出来て嬉しいです。脚本を書いている途中の段階で「窪田さんが引き受けてくれたらいいな」という思いで書いていたので、断られなくてよかったです!(笑)

Q:他2作品 「放送禁止用語」「パスワードが知りたい」についてー
会議で物語の設定案を出し合って、誰が脚本を書くか決めるんですが、2作品とも時間があったら書きたかったので、悔しいです(笑)。でも、お任せして、とても面白く書いていただきました。まだ、映像を見られてないので早く見たいですね、とても楽しみです。

Q:視聴者の方へメッセージ
今回もとても良い仕上がりになっていると思います!
是非、みんなで見て下さい!そして、次もやらせて下さい!!

◆「未来から来た男」主演:窪田正孝
Q:「ノンレムの窓」への出演が決定してー
バカリズムさん作品にはいつか出演したいと思っていたので、今回念願が叶って嬉しかったです。

Q:「未来から来た男」の主人公を演じてー
“未来から来た男”のような主人公は、通常ヒーローのように扱われたりしますが、あえてそうではなく、日常に落とし込んで、普通でかっこよくないキャラクターに好感がもてました。「未来がわかる」となれば人は色んな欲が出ると思いますが、菅沼は人並みで人道を外さずそこそこで満足する。大袈裟じゃない人間らしさで、演じる上で落とし込みやすかったです。

Q:視聴者の方へメッセージ
何気ない日常の笑いや喜びをどう感じるかは人それぞれですが、今作は皆さんの心を少し明るく照らしきっと笑わせてくれると思います。

見て下さる方がホッコリ幸せな気持ちになってくれたら嬉しいです。


◆「放送禁止用語」主演:木村文乃

Q:「ノンレムの窓」への出演が決定してー
以前にもバカリズムさんとご一緒させていただいたことがあり、世界観がとても好きで、他の作品も拝見していたので、またお仕事をご一緒させていただけることが嬉しいです。

演じる人をも見透かしているのではないかと思うくらい、人が隠している部分をさらけ出されてしまうような素敵な本なので、今回は私自身も割り切って、普段は隠している部分も出していこうと思いました。

Q:「放送禁止用語」の主人公を演じてー
今回演じるアナウンサーの役は、ある意味、普通の日本人なのかもしれません。言われたことはきちっとやり通し、みんなで協力して一つのことを成し遂げるという思いが強い人だと思います。台本を読んでいて途中までは「そうだよね、そうだよね」と思いながら読むのですが、最後のどんでん返しが「確かに、そうか!」とハッとさせられるようなラストになっていて、そこにとてもやりがいを感じました。シーン数が少ないからこそ、ワンシーンワンシーンの撮影がとても楽しみで、信頼できるみなさんが周りにいて下さったので、普段やらない挑戦をやってみようと思える撮影でした。

Q:視聴者の方へメッセージ
私自身もとても楽しく撮影させていただきました。楽しく、そしてシュールでちょっと背中がヒヤッとするような不思議な世界に皆さんをご案内できるように精一杯頑張りましたので、是非、楽しみにしてください。

◆「パスワードが知りたい」主演:木村多江

Q:「ノンレムの窓」への出演が決定してー
「バカリズムさんの世界に私が入れるんだ」と、そんな面白いことはないなと思い、ワクワクしてとても嬉しかったです。

Q:「パスワードが知りたい」の主人公を演じてー
撮影はとても楽しかったです。バカリズムさんの作品に出てくるキャラクターは実際にいそうでいない、人間の滑稽さや心の中に潜んでいる小さな部分が誇張して描かれていて、実在はしないかもしれないですが、ものすごく共感できるキャラクターが多いと思います。今回演じさせていただき、「あるある」と共感する部分と「そこまでいくか!?」という部分があり、相手を翻弄したくなるような、役を越えて自分の中の何かが沸々とわき出てくるような感覚がありました。


人の秘密を知りたいという欲はどんな人間にもあり、愛のかたちと欲がリンクしていくことがあると思います。今回の役は、愛しているが故に夫の秘密を暴きたくなる妻ということで、それがエスカレートしていきますが、「大好きな人のことを知りたい=秘密を知りたい」というところからだと思うので、演じてみて、もしかしたら私もその一歩を踏んでしまうかも!?と思わせる感覚はありました。

Q:視聴者の方へメッセージ
バカリズムさんならではの、レム睡眠からノンレム睡眠になるような……日常の中でもちょっと変化していく現実とそうではない世界の中間ような、不思議な世界を楽しんでいただきたいと思います。

私は、とても楽しくお芝居させていただくことができたので、皆さんにもこの楽しさが伝われば嬉しいです。

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