Kis‐My‐Ft2の玉森裕太が主演する10月8日スタートの土曜ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系/毎週土曜22時)の第1話に、仁村紗和がゲスト出演することが決定。主人公の研修医が初めて担当する、過量服薬で入院を繰り返すワケあり患者を演じる。
【写真】第1話は立石聡美(松雪泰子)が指導医を務める精神科が舞台 ワケあり患者・山野(仁村紗和)が物語のキーマンに
本作は、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計18万部突破のベストセラー小説『祈りのカルテ』を実写化したハートウォーミング・ミステリー。主人公のおせっかいだが憎めない研修医・諏訪野良太(玉森)が、1話ごとに変わる研修先の診療科でクセあり指導医たちのもと、仲間と共に互いに鍛え合いながら、“カルテ”を通して問題を抱えた患者たちに向き合い心の謎を解き明かしていく。
第1話の舞台は、精神科医の立石聡美(松雪泰子)が指導医を務める精神科。仁村は、諏訪野(玉森)が初めて担当する、睡眠薬を飲んで入退院を繰り返すワケあり患者・山野瑠香役を演じる。
連続テレビ小説『おちょやん』や大河ドラマ『青天を衝け』で存在感を発揮し、ドラマ『あなたのブツが、ここに』(NHK)では主演を務めるなど現在演技派として頭角を現している仁村は、今回の役どころについて「難しい役どころで演じていて心が痛みます」としつつも、「瑠香のような思いをする人が少しでもいなくなるように願いを込めて、そして気付くきっかけになるように、丁寧にお芝居できたら良いなと思っています」と想いを語っている。
土曜ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』は、日本テレビ系にて10月8日より毎週土曜22時放送。
※第1話あらすじ&コメント全文は以下の通り
<第1話あらすじ & 仁村紗和コメント全文>
■第1話あらすじ
研修医たちは、2年間の初期研修で約1ヵ月ごとに様々な科を回り、将来進む道を決める。諏訪野の新たな研修先は精神科。そこで指導医の立石聡美(松雪)から、山野瑠香(仁村)という25歳の患者を任される。「睡眠薬をいっぱい飲んだ」と自ら119番通報して搬送されてきた山野の右腕にはリストカット痕、左腕にはタバコのやけどの痕が。彼女は2年間、過量服薬で毎月入院を繰り返しているらしい。諏訪野は瑠香から話を聞こうとするが、瑠香はうつろな目で天井を見たまま無反応。
医局に戻った諏訪野は、瑠香の初診からのカルテを見返す。瑠香は21歳の時、働いていたキャバクラで知り合った岡部彰と結婚したが、岡部を強く束縛してケンカが頻発すると自傷行為を繰り返すようになり、2年前に離婚。以後、睡眠薬の過量服薬が始まった。現在は生活保護を受給している。そんな彼女に立石が診断した病名は、誰かに依存して自傷行為を繰り返す『境界性パーソナリティ障害』。しかし、カルテを見ていた諏訪野は、瑠香の左腕のやけどの痕が、ある文字になっていることに気付き―。
■仁村紗和コメント全文
「祈りのカルテ」第1話のゲストに山野瑠香役で参加させて頂きます。現在撮影中ですが、難しい役どころで演じていて心が痛みます。ですが諏訪野先生との出会い、人間同士の交流の中で瑠香自身がどう向き合い生きていくのか、瑠香のような思いをする人が少しでもいなくなるように願いを込めて、そして気付くきっかけになるように、丁寧にお芝居できたら良いなと思っています。温かい人間ドラマをお届けしたいです。