ミュージシャンでファッションデザイナーとしても活躍するカニエ・ウェストが、2012年の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』は、自身のアイデアを盗用したものだと、監督のクエンティン・タランティーノと主演のジェイミー・フォックスを非難した。

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 本作は、クエンティン・タランティーノ監督が手がける異色ウェスタン活劇。

奴隷市場で別れたきりの妻を捜して賞金稼ぎと旅をする主人公ジャンゴが、極悪非道な農場主と対決する様子が描かれる。

 JustJaredによると、現地時間10月22日に公開されたピアース・モーガンとのインタビューで、カニエが2人を非難。カニエは2005年に、ジェイミーとコラボした楽曲「ゴールド・ディガー」をリリースしているが、この曲のミュージックビデオのアイデアとして、奴隷の物語をタランティーノとジェイミーにプレゼンしたという。『ジャンゴ 繋がれざる者』は、これを基に映画化したものだと訴えているそうだ。

 カニエはこのところ、パリで行われたイージー(YEEZY)のショーで、「White Lives Matter」というスローガンの入ったTシャツを発表したり、反ユダヤ発言をするなど、物議を醸している。