主演映画『デューン 砂の惑星』や『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のヒットを受け、ティモシー・シャラメの業界内での評価が急上昇しているようだ。
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Varietyによると、ティモシーはファンの年齢層を問わないハリウッドでも希少な存在で、レオナルド・ディカプリオやトム・クルーズに続くスターとして、各スタジオから大きな期待を寄せられているそうだ。
昨年12月に公開された『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、6億2500万ドル(約924.5億円)の大ヒットを記録。日本でも3月15日から公開予定の『デューン 砂の惑星PART2』は、すでに世界で3億6900万ドル(約545.8億円)を稼ぎ出し、まだまだ記録を更新中だ。
これに加え、ティモシーはマーケティングにも精通しており、プロモーション活動にも積極的に参加。さらにスキャンダルもなく、1948万人のフォロワーをもつインスタグラムでも過激な投稿で注目を集めることはない。『デューン』のプロデューサーであるメアリー・ペアレントは、「正統派映画スターとされる人々の中で、各世代で頼りにできるのは1人か2人。ティモシーは明らかにその1人」と評価する。
『ウォンカ』では、800万ドル(約11.8億円)以上のギャラを稼いだとされるが、両作のヒットを受けて彼の出演料は上昇中で、2桁の成長を達成する見込みだ。ワーナー・ブラザースとレジェンダリーは、現時点では『デューン』第3弾について発表していないものの、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はすでに意欲を見せており、実現すれば、ティモシーの出演料も跳ね上がるものとみられる。