シャロン・ストーンが、レオナルド・ディカプリオと共演した1995年公開の『クイック&デッド』を振り返り、当時ティーンエイジャーだった彼の誕生日のほほえましいエピソードを明かした。

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 この度シャロンがInStyleの表紙を飾り、インタビューで本作について言及。

撮影中迎えたレオの18歳の誕生日に、彼女の妹とともに「ゴーカートに連れて行った」と振り返った。撮影中は彼の演技に感心し、彼女のトレーラーで一緒に過ごすことも多かったそうだ。

 『クイック&デッド』は、1995年に公開されたサム・ライミ監督による西部劇。シャロンが主演に加えて初めて製作を務め、正義のために戦う女性ガンマンの物語が描かれている。同作には、シャロンやレオ、ジーン・ハックマンのほか、まだハリウッドでは無名だったラッセル・クロウも出演している。

 当時ティーンエイジャーで、ブレイク前だったレオの起用に当たっては、渋るスタジオに代わり、シャロン自身がギャラの100万ドルを支払ったことも知られている。レオは昨年、E!Newsのインタビューで「(当時シャロンが)『共演したい俳優が2人いる』と言ってくれた。信じられないことだよ。映画界のチャンピオンの彼女が、他の俳優にチャンスをくれたんだ。本当に感謝している」とコメント。「何度も感謝してきた。実際にお礼の品を贈ったかは覚えていないけど、彼女には感謝しきれない」と述べていた。


 またシャロン自身も、2021年に発売した自身の回顧録『The Beauty of Living Twice(原題)』で「レオナルド・ディカプリオという名前の子が、唯一オーディションで光っていた。最後のシーンで彼だけが、本当に泣いて、父に自分を愛してくれるよう求めているように見えた」と言及。「そんなに彼を起用したいなら、自分のギャラから払えばいいと言われたから、そうした」と記していた。

 今回シャロンは、「ばかばかしい映画ではなく、傑作に出演したかった。だから、周囲を可能な限り最高の人材で固めたかった」と語っている。

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