俳優の井浦新柴田恭兵がダブル主演する11月13日スタートの『連続ドラマW 両刃の斧』(WOWOW/毎週日曜22時)より、井浦と森義隆監督の特別対談映像が解禁。映画制作の舞台裏や撮影秘話が語られるほか、メイキング映像も初公開された。



【動画】WOWOW『連続ドラマW 両刃の斧』特別対談映像

 大門剛明の小説を実写化する本作は、刑事の娘が殺された未解決事件の不可解な謎を巡るサスペンス。監督は森義隆、脚本は鈴木謙一、音楽は大間々昂が担当する。

 柴田が演じるのは、15年前に長女を何者かに殺害された元刑事・柴崎佐千夫。事件は迷宮入り。退職後の現在は重い病を患う妻の看病をしながら、未解決事件の真相を独自に追い続けている。また、柴崎の元部下で現在は所轄刑事の川澄成克役を井浦新が演じる。


 事件から15年の時がたったある日、未解決事件の再捜査を専門とする専従捜査班が立ち上がったことで事態は動き始める。現場には不審な点が多く一向に進展しなかった捜査だが、川澄も再捜査に加わり、事件を洗い直す中で、犯人と目される男の存在が浮かび上がってくる。一方、警察を退職し、独自に真相を追う柴崎だったが、一本の電話をきっかけに抑えきれない復讐(ふくしゅう)心が沸き起こり、彼自身に「ある嫌疑」がかけられる展開に。立場の違う2人がぶつかり合う中で事件は新たな様相を見せるが…。

 このたび解禁となったのは、井浦と森監督による約15分の特別対談映像。互いに「いつか共に作品づくりに挑みたいと思っていた」と明かすだけあり、初タッグとは思えない息の合ったトークでドラマの舞台裏を紐解いていく。
さらに、対談の間には初解禁となるメイキング映像も盛り込まれている。

 リラックスしたトーンで会話が繰り広げられるなか、対談中盤、柴田恭兵に関する話題におよぶと、自然と会話に熱がこもる2人。森監督は、柴田が台本にセリフを追加して演じた芝居が素晴らしく、参加したエキストラが思わず涙ぐんでしまったエピソードを明かし、井浦は俳優になる前から憧れの存在である大先輩との共演について「作品に対しての恭兵さんの溢れ出る想いが凄くて全部一緒に見届けたいと思ったし、全てをさらけ出し剝き出しの恭兵さんがカッコよすぎた」と語った。

 ほかに、映像には風吹ジュン、高岡早紀、奈緒ら共演者とのエピソードやメイキングシーン、井浦、柴田のクランクアップの模様も収められている。

 『連続ドラマW 両刃の斧』は、WOWOWにて11月13日より毎週日曜22時放送・配信(全6話)。