『ザ・クラウン』新シーズンの衣装に注目　ダイアナ妃が纏った伝説のリベンジドレスも登場
ドラマ『ザ・クラウン』シーズン5、エリザベス・デビッキ演じるダイアナ妃が登場 画像（1枚）

　エリザベス女王の治世を描くNetflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』シーズン5が、本日より配信される。先日公開された予告編では、ダイアナ妃が着た、かの有名な「リベンジドレス」も登場。

ドラマのみならず衣装も注目を集めている。

【写真】ダイアナ妃、1994年の伝説のリベンジドレス

　リベンジドレスとは、1994年の夏、チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫関係が報道された日に開催されたパーティーで、ダイアナ妃が身にまとったクリスティーナ・スタンボリアンのリトルブラックドレス。短め丈のスカートと両肩があらわになった大胆なデザインがセンセーショナルだった。

　新シーズンでダイアナ妃を演じるエリザベス・デビッキは、ダイアナ妃の衣装について、「ダイアナ妃がこうも興味深く、アイコニックなのは、彼女のファッションの選択が、プライベートを物語っているからです。それは王族らしからぬことで、慣習に逆らうことだったゆえ、人々を魅了したのです」とドラマの記者会見で述べている。

　昨年11月には、エリザベスがこのドレスに身を包んで撮影に挑む様子がキャッチされ、注目を集めたが、王室の専門家キンゼイ・スコフィールドはPageSixに対し、やはり本物のダイアナ妃にはかなわないとコメントしている。「彼らのドレスは美しいものでしたが、オリジナルとは比べ物にはなりません。ダイアナ妃が纏ったドレスを思わずにはいらせません。あのドレスには、アイコニックな何かがありました。他の誰かが着ると、コスプレのように感じてしまいます」。

　しかしながら、ドラマにこのドレスを登場させることは重要だとも語る。「このドレスを再現し、物語を伝えることは重要です。
我々は、彼女がいかに傷つき、それにどうリアクションしたか、そしてそれがどんなに素晴らしいものだったかに気付かされるからです」。

　スコフィールドはまた、90年代のダイアナ妃のファッションの変化にも注目し、妃が自信をつけていった様が、ファッションに現れていると指摘する。「みなさんは、シーズン5の終盤にかけて、リベンジボディとリベンジドレスを目撃します。ワクワクするものです。ファンは楽しみにしていることでしょう」。

　『ザ・クラウン』シーズン5は11月9日より配信スタート。

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