木村慧人(FANTASTICS from EXILE TRIBE)と山中柔太朗(M!LK)がダブル主演する人気BL漫画の実写化ドラマ『飴色パラドックス』が12月15日MBSほかにて放送決定した。

【写真】正義感が強く真っすぐな尾上聡役を演じる木村慧人

 夏目イサクによる同名漫画をドラマ化する本作。

週刊誌「DASH!」記者の尾上は、異動先の張り込み班でカメラ担当の同期・蕪木とコンビを組むことになる。密かにライバル視していた相手である上、スクープのためなら手段を選ばない蕪木のやり方が正義感の強い尾上には納得できず、最初は衝突ばかりの2人だったが、共に事件を追ううちにお互いのことが気になり始め…?

 週刊「DASH!」編集部の張り込み班の記者で、正義感が強く真っすぐに仕事と向き合う素直な尾上聡(おのえさとし)役を務めるのは、木村慧人。木村は、ダンス&ボーカルグループFANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバーで、映画『HiGH&LOW THE WORST X』(2022年)など、近年多くの作品に出演し、俳優としての幅を広げていた木村が本作で初めての主演を務める。

 同じく週刊「DASH!」編集部の張り込み班のカメラ担当・蕪木元治(かぶらぎもとはる)役には、山中柔太朗。スクープのためなら手段を選ばない人たらしでクールに見えがちだが、相手を思いやる優しい一面もあるキャラクターだ。山中は2021年11月にメジャーデビューした、ダンスボーカルユニット「M!LK」のメンバー。ドラマ『高嶺の花』(2018年)で突然現れた美少年として注目され、以降も舞台やドラマなどに出演し、俳優としての魅力を輝かせてきた山中も本作が初めての主演作となる。

 監督を務めるのは、古厩智之。映画『さよならみどりちゃん』(2005年)では、ナント三大陸映画祭・銀の気球賞(準グランプリ)を受賞。数々のドラマでの演出にも実績のある古厩が、今作を独自の観点でとらえ、木村と山中演じる尾上と蕪木のキャラクターの魅力を鮮やかに映し出す。

 木村は出演について「W主演という事でプレッシャーもありましたが、絶対にチャンスを掴んでやろうと気合いを入れて撮影に臨みました! 原作と台本を読み込み、演じてみて更に尾上というキャラクターを好きになりました」とコメント。

 山中は「お話を頂いた時は大きめの声が出ました! 驚いたと同時に楽しみな気持ちが湧いてきて、気合いも入りました。
原作を読み、楽しませて頂きまして、木村慧人くんとこの作品をどう作っていくのか、クランクインの前から楽しみで仕方がなかったです」と、意気込みを語った。

 さらに、原作者の夏目イサクからもコメントが到着。「長く連載している漫画を今またこうして新しい形として作品にしていただけることが本当に嬉しいです。きっと原作を好きでいてくださる方にも楽しんでもらえるドラマになっているはず。そしてドラマきっかけで『飴色パラドックス』を知って、気に入って下さる方がいらしたら、漫画も読んでいただけたら幸せです」とした。

 ドラマ『飴色パラドックス』は、12月15日よりMBSにて毎週木曜25時20分、テレビ神奈川にて毎週木曜25時放送。チバテレ、テレ玉、とちテレ、群馬テレビでも順次放送(全8話)。

 ※スタッフ&キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■木村慧人(尾上聡役)

今回尾上聡役をやらせていただきました木村慧人です!

お話をいただいた時、是非やらせて頂きたいです!と即答しました!

W主演という事でプレッシャーもありましたが、絶対にチャンスを掴んでやろうと気合いを入れて撮影に臨みました! 原作と台本を読み込み、演じてみて更に尾上というキャラクターを好きになりました。

このドラマがたくさんの方に届いて愛される事を願っています!

■山中柔太朗(蕪木元治役)

蕪木元治役、山中柔太朗です。

お話を頂いた時は大きめの声が出ました! 驚いたと同時に楽しみな気持ちが湧いてきて、気合いも入りました。

原作を読み、楽しませて頂きまして、木村慧人くんとこの作品をどう作っていくのか、クランクインの前から楽しみで仕方がなかったです。
素敵な作品をお届けする為にたくさん2人で話しながら、慎重に作り上げていけたなと感じていますし、慧人くんがお相手でよかったなと心から思っています。

「ケンカップル」という2人の特別な雰囲気を皆さま是非楽しんで下さい。

■夏目イサク(原作)

飴パラドラマ化です! すごい! ありがとうございます! 長く連載している漫画を今またこうして新しい形として作品にしていただけることが本当に嬉しいです。

監督さん脚本家さん、プロデューサーチームの方々は脚本の段階から私の意見をしっかり組み込んで何度も修正して下さいました。また見学させていただいた撮影現場でも、キャストさんやスタッフさんがそれぞれのキャラをすごく研究してくださっているのが伝わって、皆さん飴パラの世界観を大事にしてくださってる…と感動しました。

なので、きっと原作を好きでいてくださる方にも楽しんでもらえるドラマになっているはず。そしてドラマきっかけで「飴色パラドックス」を知って、気に入って下さる方がいらしたら、漫画も読んでいただけたら幸せです。

■古厩智之(監督)

木村くんと山中くんふたりが、素直で真っ直ぐで一生懸命でいいヤツだったので、私は心から二人を好きになれました。すると撮るのも楽しいのです。

木村くんの気持ちで山中くん演ずる蕪木を見つめ、山中くんの気持ちで木村くん演ずる尾上の肩を抱いていました(心の中で!)。

するとふたりの間に信頼感があるのもわかってきます。互いを嫌いならわかってしまう。
二人も互いを好きになれたんじゃないかなぁ…。僕らは二人に生まれたパートナーシップのようなものを撮っていたのかなと思います。ふたりに撮らせてもらったんですね。

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