チャールズ国王が即位して以来初めて、イギリスで公式晩さん会が行われ、キャサリン皇太子妃が、ダイアナ妃が生前愛したティアラを身に着けて参加した。

【写真】キャサリン皇太子妃、ダイアナ妃が愛したティアラで晩さん会に

 南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領の公式訪問を受け、バッキンガム宮殿にて王室主催の公式晩さん会が行われた。

今年9月にエリザベス女王が逝去し、チャールズ国王が即位して以来初めての開催だった。

 この日キャサリン妃は、ジェニー・パッカムの白いケープドレスに合わせ、ダイアナ妃が愛したラバーズ・ノット・ティアラを身に着けて会場に到着。ドレスには、ロイヤルファミリーオーダーと呼ばれる黄色い徽章(きしょう)と、ロイヤル・ヴィクトリア勲章の最高位デイム・グランド・クロスの星章と紺色のサッシュを付け、ダイアナ妃が所有していたパールのイヤリングと、エリザベス女王のブレスレットをコーディネートした。

 このティアラは大粒のパールが揺れるデザインで、Peopleによると、1913年もしくは1914年に、メアリー王妃が、かつて祖母が所有していたティアラを再現するべく、王室御用達ジュエラーのGarrard(ガラード)に作らせたものだとか。

 一方カミラ王妃は、ブルーのドレスに合わせ、サファイアとダイヤモンドのティアラをチョイス。このティアラは、2015年に中国の習近平国家主席がイギリスを公式訪問した際に、エリザベス女王が身に着けたものだそうだ。

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