西島秀俊『警視庁アウトサイダー』、浅野ゆう子が降臨　ウラ社会を知り尽くした女帝役
ドラマ『警視庁アウトサイダー』第4話より 画像（1枚）

　西島秀俊が主演を務め、濱田岳と上白石萌歌が共演するドラマ『警視庁アウトサイダー』（テレビ朝日系／毎週木曜21時）の第4話（1月26日放送）に、浅野ゆう子がウラ社会を知りつくす女帝役でゲスト出演することが発表された。

【写真】その迫力と美しさはまさに圧巻！！浅野ゆう子演じるウラ社会を知りつくす女帝

　ミステリー作家・加藤実秋の同名小説を実写化する本作は、スネに傷を持つグレーな刑事たちが、秘密を隠しながら、互いに利用し合い、それぞれの正義を見いだしていく…という異色刑事ドラマ。

西島が《見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児》、濱田が《一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔》、上白石が《安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央》というクセの強いキャラクターにふんし、ワケありトリオを結成。警察組織の中で異質な存在＝アウトサイダーである3人が持ちつ持たれつ、さまざまな難事件に挑んでいく。

　第4話では主人公・架川の恩人、警視庁生活安全部参事官・黒岩元警視正（井上肇）が自殺する事態が発生。黒岩は組織犯罪対策部の次期部長と目されていたが、数ヵ月前、若い女性との不倫騒ぎが週刊誌に報じられ、依願退職したばかりだった。黒石は自ら命を絶つ直前、架川に向けて「あれは罠だ。私ははめられた。
君も気をつけろ」という謎のメッセージを遺していたことが判明。黒岩を罠にはめ、自殺に追い込んだ黒幕はいったい誰なのか。架川は蓮見、水木を巻き込んで捜査をはじめる。暴力団“鷲見組”の関与を疑い、情報を求めて敵対組織を牛耳る超大物のもとに乗り込む。その相手こそ、“一途会”最高顧問・手嶌春（浅野）だった。

　女優として長いキャリアを誇り、シリアスからコメディーまで幅広い役柄を自在にこなす浅野が、本作では和服を粋に着こなし、美貌と才覚で幾多の修羅場をかいくぐってきたであろう春を貫禄たっぷりに演じる。


　眼光鋭く架川たちをねめつけ、「お前、死ぬのは怖くないのか？」「誰にものを頼んでる？」と静かに脅しをかけるシーンもあり、その迫力と美しさはまさに圧巻。さらに、春がほのめかした糸口からアウトサイダートリオを揺るがす新事実が発覚することに？《アウトサイダーな刑事たち》VS《アンダーグラウンドな闇社会の女帝・手嶌春》の緊迫の駆け引きは一瞬たりとも目が離せない。

　なお、今夜21時からは第3話を放送。アウトサイダートリオが連続誘拐事件を捜査する。そんな3人の前に現れるのは、イケメン生物学者・山野井昭（味方良介）。さらに、覆面で過激な持論を発信する謎のライブ配信者“人類総帥”も浮上。
はたして彼は何者なのか。そして、いったい誰が演じているのか。

　木曜ドラマ『警視庁アウトサイダー』は、テレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。