AKB48柏木由紀が26日、都内で行われたSpecial One-day Event“#upink TEA PARTY”に出席。卒業を決断したきっかけや現在の心境を明かした。



【写真】AKB48卒業への思いを明かした柏木由紀

 柏木は、20日に日本武道館で行われたAKB48のコンサートの中で、グループからの卒業を発表。2024年3月には横浜で卒業コンサートが行われる。卒業を決めたきっかけについて柏木は「何度も考えるタイミングはあったんですけど、単純に今一緒に活動しているメンバーたちを見て、今のAKBのメンバーに卒業を見届けてもらいたいなとすごく思った」と告白。

 続けて「AKBというグループの名前が知られてはいるけど、なかなか今のAKBの個々のことを知ってもらったりすることが難しくて、『今のAKBも知ってください!』ってすごく言っている中で『私が卒業してもっと後輩がのびのびとやれたら今のAKBってもっと届くんじゃないかな』と思ったりして。それとシンプルに『十分やりきったな』っていうタイミングが全部重なって、初めて『今だな』って自分の中で思ったので卒業しようと思いました」と思いを口にした。

 柏木は自身の卒業を「“やりきりました卒業”です」と笑顔で表現し「これ以上ないな、って。
AKBの活動に大満足して卒業という感じです」とコメント。卒業を誰かに相談したかと聞かれると柏木は「今年の頭くらいからなんとなく卒業を考えていて。17年もお世話になったAKBに自分の気分とか気持ちだけで卒業というのはさすがにできないくらいお世話になったので、秋元(康)先生にはだいぶ前から相談していました」と明かし「本当に半年ぐらいかけてしっかり重ねていっての卒業発表でした」と語った。また、総監督の向井地美音や、同期、指原莉乃峯岸みなみには先に伝えていたとも明かしていた。

 柏木は今後について「3月に卒業コンサートが決まっているので、そこまではAKBの一員としてもう一同やり残したことがないかしっかり考えて、残り半年間AKBとして楽しみたい」とニッコリ。卒業後に関しては「変わらず音楽活動は続けていきたい」と考えを述べ「『upink』もどんどん大事に育ててずっと長く愛されるようなブランドにしていきたいですし、他のお仕事も引き続きやっていきたいです」と意気込んだ。


 upinkは柏木のプロデュースブランドで、「わたしのための“かわいい”」をコンセプトに今年4月に誕生。26日には人気を集めるシャインオンステージアイパレットの新色を先行発売する。