皮膚に直接文字や絵柄を描く、タトゥー。入れ墨・刺青などとも呼ばれ、文化として定着している。

日本では抵抗感を覚える人も少なくないタトゥーだが、最近は入れる人も増えている様子。「強さ」のアピール、「おしゃれの1つ」と考えている人もいるようだ。そこで今回は、役作りなどでフェイクタトゥーを入れて話題となった芸能人を紹介する。

【写真】「怖い怖い」「本物?」芸能人のいかつすぎるタトゥー姿

中村獅童

 俳優・歌舞伎役者の中村獅童は自身のインスタグラムにスキンヘッドで身体に花柄のタトゥーという、街で会ったら思わず目を反らしたくなるような風ぼうの写真を投稿した。これはDMM TVオリジナルドラマで、原作が「ヤングマガジン」(講談社)に連載され人気となっている『ケンシロウによろしく』の木村猛志役を演じた際の写真。スキンヘッドにタトゥー、そしてヒゲという風ぼうは「本物」を感じさせるものだった。
写真を見たインスタユーザーからは「キャ~怖い怖い」「似合いすぎてる」「一瞬、素の中村獅童さんだと思った」という声が上がっていた。

泉澤祐希

 5歳から俳優業をスタートさせ、NHK大河ドラマ『功名が辻』でデビューした泉澤祐希。現在も俳優として数多くの作品に出演するほか、YouTube上でゲーム配信を行っていることでも知られる。そんな泉澤がインスタグラムに投稿したのは、背中一面から肘にかけて龍のタトゥーが施された写真。これはNetflix映画『クレイジークルーズ』で元暴力団員役を演じた際の1コマで、「アートよ」というコメントが添えられていた。もちろんこれは、特殊メイクである。
泉澤のタトゥーに「かっこいい」「素晴らしい」など、称賛の声が相次いでいた。

岡田奈々

 元STU48AKB48で現在はタレントとして活動する岡田奈々は、手首や太ももに入れたタトゥーシールをインスタグラムで公開。チャイナドレスを着た写真をアップした岡田は翌日「スカートをまくると実は」というコメントとともに太ももに入った孔雀と見られるタトゥーシールを見せた。さらに手首に蝶のタトゥーシールを入れた写真をアップロード。この様子にインスタユーザーからは「そんなのを隠していたなんて」「素敵」「足が綺麗」など驚きや称賛の声が多く寄せられていた。

タトゥーにより“本物”感が出ちゃっている芸人は?

尾上松也

 歌舞伎役者で俳優の尾上松也は、ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)の公式インスタグラムでタトゥーが入った写真を公開し、話題となった。
この作品で半グレ集団のリーダー役を演じた尾上は、金発長髪オールバックに、金色の入ったど派手なシャツといういで立ち。いかにも「悪そう」な見た目に加え、首元から腕にかけ、タトゥーメイクがびっしりと施されていた。『親愛なる僕へ殺意をこめて』公式インスタグラムによると、「街で会ったら逃げたくなる見た目」だが、「実は人見知り」だそうだ。

笑福亭鶴瓶

 落語家でタレントとしても活動している笑福亭鶴瓶。芸能人屈指のコミュニケーション能力を持ち、多くの芸能人と仲が良い人物として知られる。そんな鶴瓶が公開したのは、背中一面にびっしりと鯉のタトゥーが施された写真。
公開当時鶴瓶はハワイを訪れており、「ハワイはタトゥーの人が多い事、私も昔、『映画夢売る二人』で入れたのを思い出しました。どう!」というコメントが添えられていた。これは本物ではなく、映画『夢売るふたり』に出演した際のメイクだった。写真を見たインスタユーザーは「これは本物に見える」「やっぱり本物だったのか」などの声が上がっていた。

■錦鯉・渡辺隆

 漫才コンビ「錦鯉」の渡辺隆は、同じくお笑いコンビのパンサー向井のエックス(旧ツイッター)で、上半身裸の渡辺に肩から腕にかけてタトゥーが施された写真を公開した。渡辺はタトゥー姿で笑みを浮かべており、向井はXのなかで「顔、体型込みで全てが似合いすぎてある意味美しい」とコメント。
また、「シールなのであしからず」という注釈も記載していた。本物顔負けのタトゥーショットに「本物に見える」「サウナでこういう人たまに見かける」「龍が如くに出てきそう」という感想が寄せられていた。

引用:「中村獅童」インスタグラム(@shido_nakamura)
「泉澤祐希」インスタグラム(@yuki.izumisawa)
「岡田奈々」インスタグラム(@okada7_akb48_stu48)
ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』公式インスタグラム(@shinboku_cx)
「笑福亭鶴瓶」インスタグラム(@shofukuteitsurube)
「パンサー・向井慧」エックス(@panther_mukai)