向井理が主演を務めるドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系/毎週水曜22時)の最終話(11月29日放送)に、シンガー・ソングライターの幾田りら、ピアニストのハラミちゃん、Base Ball Bearの関根史織お笑いコンビ・元ゾフィーの上田航平がゲスト出演することが決定した。

【写真】幾田りらが本人役でゲスト出演! 楽曲提供でもコラボした上白石萌歌とドラマ初共演

 本作は、中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す少女・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功へと導いていくサクセスストーリー。

原作は「ヤングマガジン」(講談社)で連載されている累計発行部数160万部突破の同名コミック。

 幾田は、英子が超大型音楽フェス・サマーソニアへ向かう途中、遭遇するアーティストの幾田りら(本人役)として登場する。たまたま、道路で撮影をしていた有名人、幾田との遭遇に思わず英子も「え! 幾田りらじゃない!? ヤバ! 本物!!」とハイテンションになる姿も。

 本作のために書き下ろされ、幾田が作詞・作曲にも携わった英子のオリジナル楽曲「DREAMER」は、MVの再生回数200万回以上を突破し、収録されたアルバムもオリコンデイリーチャート9位、iTunesアルバムJ‐POPチャート5位(※各情報は11月23日時点)を獲得するなど、話題を呼んでいる。本作の出演について幾田は、「楽曲提供だけでなく、こういったステキな機会を頂けてとてもうれしいです」と喜びをあらわにした。

 そして、上白石とのドラマ初共演について、「『DREAMER』を書かせて頂いた身として、英子として生きる上白石萌歌ちゃんに現場で会えたことにとても感動しました。また、ドラマの現場に入らせて頂くのが初めてだったので、すごくドキドキ緊張していましたが、皆さん温かく迎えてくださったので、本番は伸び伸びと撮影することができました」と心境を明かした。

 ハラミちゃんが演じるのは、英子やスーパーアーティスト・前園ケイジ(関口メンディー)が出演するサマーソニアの運営スタッフ・米田。本番直前、あるトラブルが発生した際も、フェスのオーガナイザー・近藤剛(嶋田久作)と秘書の霧島玲奈(アオイヤマダ)のもとにやってきて、トラブルの対処をする。

 フジテレビ系連続ドラマ初出演となるハラミちゃんは、本作の出演について、「本人役の経験はあったのですが、別の役をそもそも演じることが初めてでした。“どうしたら焦っているように見えるかな”とか、ピアノを弾くことと演技は全く別物ですが、“表現”という部分では共通した部分もあるので、演技について考える時間もとても自分にとって勉強になる時間でした」とコメント。そして、「ピアノを弾いていないハラミちゃんを見ることも少ないと思うので、スタッフ役のハラミちゃんも楽しんで頂ければと思います!」と視聴者にメッセージを寄せた。


 関根が演じるのは、イースト・サウスの南房(休日課長)の妻・佐智子。ケイジにディナーを招待された佐智子は、娘の麻依(板垣樹)と東山(石崎ひゅーい)の妹の美玲(MICO)と一緒に上機嫌で南房のもとに訪れるが、ケイジの振る舞いに南房は怪訝(けげん)な表情を浮かべる。

 関根は、3人組ロックバンド「Base Ball Bear」のベーシスト。関根が芝居をするのは、2005年公開の映画『リンダ リンダ リンダ』で女子高校生バンドのベーシスト役で注目を集めて以来、2度目となり、ドラマ作品に出演するのは本作が初となる。

 今回の出演を受けて、「演技に関しては不安でしたが、ミュージシャンもたくさん出演されるということだったので、新鮮で面白そうだな、と思いました」と吐露。そして、「ライブシーンの撮影を終えた出演者の皆さんが控室に戻ってきた時に、お互いのパフォーマンスを興奮しながら褒め合っているのを目撃しました。きっとすごく良いシーンが撮れたんだろうな、と出来上がりを見るのが自分もとても楽しみになりました。皆さま、是非ご覧ください!」と言葉をつづった。

 上田が演じるのは、ケイジに雇われた運転手。サマーソニアの会場に到着した英子が乗車するバスの運転手だが、ケイジの命令である行動に出ようとする…。

 フジテレビ系ドラマ初出演を果たした上田は、本作の出演について、「フジテレビ系ドラマにちょっとした滑稽な役どころで出演するのは夢だったのですが、あまりにあっけない滑稽で思わず笑いました」と語る。また、「最後のシーンは監督に褒められました。
我ながら滑稽でした。見逃さないよう是非ご覧ください!」と視聴者にメッセージも寄せた。

 ドラマ『パリピ孔明』最終話は、フジテレビ系にて11月29日22時放送。

 ゲストキャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■幾田りら

――本作の出演を受けて

「楽曲提供だけでなく、こういったステキな機会を頂けてとてもうれしいです」

――撮影で印象に残っていること

「『DREAMER』を書かせて頂いた身として、英子として生きる上白石萌歌ちゃんに現場で会えたことにとても感動しました。撮影の合間にも、互いに“大学卒業おめでとう”を言い合ったり、萌歌ちゃんのフィルムカメラで撮影したり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。また、ドラマの現場に入らせて頂くのが初めてだったので、すごくドキドキ緊張していましたが、皆さん温かく迎えてくださったので、本番は伸び伸びと撮影することができました」

――視聴者の皆さんへメッセージ

「『パリピ孔明』と現実世界が交わるような、そんなステキな経験をさせて頂きました。是非、楽しみにしていてください。そして引き続き、『DREAMER』をたくさん愛して頂けたらうれしいです。よろしくお願いします」

■ハラミちゃん

――本作の出演を受けて

「本人役の経験はあったのですが、別の役をそもそも演じることが初めてでした。“どうしたら焦っているように見えるかな”とか、ピアノを弾くことと演技は全く別物ですが、“表現”という部分では共通した部分もあるので、演技について考える時間もとても自分にとって勉強になる時間でした。そして慣れない現場でとても緊張していた私に対して、監督さんがとてもすごく丁寧に演技指導して頂き、助監督さんはじめ制作スタッフや俳優の皆さまがとてもなじみやすい雰囲気を作ってくださり、想像以上にリラックスしながら演技ができました。
本当に感謝しています」

――撮影で印象に残っていること

「38度ほどあった真夏の撮影で前園ケイジ役の関口メンディーさんが毛皮のコートを着ているにも関わらず、汗ひとつかかず演技に集中されていた姿がとても印象的でした。プロフェッショナルな姿を間近で見ることができ感激でした」

――視聴者の皆さんへメッセージ

「私も『パリピ孔明』毎週楽しく拝見させて頂いています。『パリピ孔明』のストーリーはもちろん、色味や小道具など細部のどこを切り取っても、しっかりと世界観が確立してあるドラマだな、と思います。そんな『パリピ孔明』でしか表現できない独特な世界観に、自分が入り込めるなんて夢のようでした。ピアノを弾いていないハラミちゃんを見ることも少ないと思うので、スタッフ役のハラミちゃんも楽しんで頂ければと思います!」

■関根史織(Base Ball Bear)

――本作の出演を受けて

「“テンション高めの演技は多分できないですけど…それでも良ければ…”という感じで受けさせて頂きました。演技に関しては不安でしたが、ミュージシャンもたくさん出演されるということだったので、新鮮で面白そうだな、と思いました」

――撮影で印象に残っていること

「控室のすみっこで緊張して縮こまっていたら、上白石さんが“『リンダリンダリンダ』好きなんです”と話しかけてくれたり、八木さんがグミをくれたりして、大変優しくしてくれました。私は短パンにおでこ丸出しで、人生で一度もしたことない格好にソワソワしながら精いっぱいテンション上げて頑張りました。うまくテンション上げられているか分かりませんが…よろしくお願いします!」

――視聴者の皆さんへメッセージ

「ライブシーンの撮影を終えた出演者の皆さんが控室に戻ってきた時に、お互いのパフォーマンスを興奮しながら褒め合っているのを目撃しました。きっとすごく良いシーンが撮れたんだろうな、と出来上がりを見るのが自分もとても楽しみになりました。皆さま、是非ご覧ください!」

■上田航平

――本作の出演を受けて

「フジテレビ系ドラマにちょっとした滑稽な役どころで出演するのは夢だったのですが、あまりにあっけない滑稽で思わず笑いました」

――撮影で印象に残っていること

「猛暑にも関わらずアゲアゲのスタッフさんがいて、“こっちにもパリピがいる”と思いました」

――視聴者の皆さんへメッセージ

「最後のシーンは監督に褒められました。我ながら滑稽でした。見逃さないよう是非ご覧ください!」

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