アニメーション制作会社ボンズ25周年記念作品のテレビアニメ『メタリックルージュ』が、2024年1月10日よりフジテレビ「+Ultra」(毎週水曜24時55分)ほかにて放送されることが決定した。併せて、キービジュアル、メインPVが公開された。

追加キャストとして、武内駿輔吉野裕行小倉唯津田健次郎らが出演。また、オープニング楽曲は由薫、エンディング楽曲はダズビーが担当する。

【動画】ボンズ×出渕裕がおくるバトルアクション・アニメ『メタリックルージュ』テーマ曲入りメインPV

 本作は、人造人間たちが運命をかけて闘う驚異のテック・ノワールSF作品。『交響詩編エウレカセブン』のアニメーション制作会社ボンズと、『機動警察パトレイバー』のメカニックデザイナーや『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督を務めた出渕裕が『ラーゼフォン』以来、19年ぶりに再タッグ。監督は『キャロル&チューズデイ』『スーパー・クルックス』の堀元宣、キャラクターデザインは『カウボーイビバップ』『血界戦線』の川元利浩が担当。ボンズ設立25周年記念作品となる。


 人間と人造人間が混在する世界―人造人間の少女・ルジュは、バディのナオミと共に、火星である任務にあたっていた。それは、“政府に敵対する9人の人造人間の殺害”。人造人間の少女・ルジュの戦いの物語が始まる―。

 キービジュアルは、「世界のため、未来のため、やってやります私たち」というキャッチコピーと共に、主人公のルジュとナオミが体を寄せ合い、2人の背後にメタルルージュの姿が描かれたものに。

 さらに、人造人間としての苦悩や、人間とネアンのためにメタルルージュとなり戦うルジュやナオミを描いたメインPVが公開。オープニング・テーマは由薫「Rouge」、エンディング・テーマはダズビー「Scarlet」に決定。
メインPVでは一足早く楽曲を聴くことができる。

 PVは、人間とネアンと呼ばれる人造人間が混在する世界の物語は、ネアンの少女であるルジュが、バディとなるナオミとの出会いからスタート。そして、2人の戦いが幕を開け…。エンディング・テーマであるダズビー「Scarlet」と共に、インモータルナインの回収を命じられたルジュはメタルルージュに変身し、ナオミのサポートを受けながら次々と戦っていく様子や、人間の命令に服従しなければならないネアンとしての“自由”を考え苦悩する様子などが描かれている。

 「何のために戦うの…」というセリフとともに、オープニング・テーマである由薫「Rouge」が流れ始めさまざまな登場人物が入り混じり登場。ルジュとナオミによるアクションシーンも描かれている。
ルジュとナオミはどんな選択をするのか、人間とネアンによる世界はどんな未来が待っているのか―。

 そして、本作に出演する追加キャストも発表。ルジュの兄で、インモータルナインの処分を命じるジーン役を武内駿輔、火星のキャナルシティで活躍する歌手であるサラ役を嶋村侑、インモータルナインのひとりであるジャロン役を吉野裕行、フリーのジャーナリストであるジル役を小倉唯、ネアン専門の医師“調律師”アフダル役を津田健次郎が演じる。また、火星で戦争遺跡の調査をしている青年であるエデン役に興津和幸、守護局の捜査官でネアン嫌いのアッシュ役に宮内敦士、守護局のネアンの捜査官でアッシュの相棒であるノイド262役に小林千晃が決定した。

 そして、ルジュとナオミによるボイスドラマが、12月12日より配信開始に。ルジュとナオミによる日常や本編とつながる内容を書き下ろしで40本公開予定。


 なお、本作の先行上映会が2024年1月7日に東京・新宿ピカデリーにて開催することが決定。ルジュ役の宮本侑芽、ナオミ役の黒沢ともよ、ジャロン役の吉野裕行が登壇、第1・2話が先行上映される。

 テレビアニメ『メタリックルージュ』は、フジテレビ「+Ultra」にて2024年1月10日より毎週水曜24時55分放送(ほか順次放送)。

 追加キャスト、主題歌アーティストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■武内駿輔:ジーン・ユングハルト役

 なかなかに面白そうな内容で、何より共演者の方々のお芝居も素晴らしく、より楽しみになりました。どこまで言っていいのかわからないので程々にしますが、ジーンは実は…あんなヤツなんです。
良いやつか悪いやつかぱっと見わかりづらいので、ぜひみなさんの目で確かめてみてください。

■嶋村侑:サラ・フィッツジェラルド役

 彼女を見た時、洋画に出てくるThe大人の女!という印象を受けました。しなやかに、したたかに、一生懸命生きている女性なんだろうと思って演じました。どうぞ宜しくお願いします。

■吉野裕行:ジャロン・フェイト役

 若い頃から私を鍛えてくださったボンズであり、いつの時代もオリジナルアニメへの挑戦を続けてる印象なんですよね。そのボンズ25周年記念作品に参加出来て光栄です。
また出渕さんとは、これまでにもチラッと一緒になることはあっても、作品でしっかり関わることは殆ど無かったので、ボンズ×出渕裕である今作のこのご縁は嬉しかったです。

 キャラクターの個性が強い役をふられましたので演じる側としてはプレッシャーもありますが、そこに私を起用してくださった事への感謝の方が大きいです。どんな役かは作品をチェックしてもらった方が嬉しいです。なにより私自身も早く全編通して観たいです。バトルシーンとかどうなってるのか気になるし、作品を彩る音楽も気になってます。皆さんに是非この世界観を堪能していただきたいです。

■小倉唯:ジル・スタージョン役

 ジルはオーディションを受けた際とは違う役柄で、オファーをいただいた時は驚きつつも、演じさせていただけることをとても光栄に思いました。ミステリアスな雰囲気のある彼女の魅力を引き出せるよう、作品の世界観に浸りながら楽しく演じていけたらと思っています。

■津田健次郎:アフダル・バシャール役

 人間と人造人間の世界。テクノロジーが進化して来た今、この世界はリアリティーを持つ。
凄いスタッフ陣が作る作品に出られる事を光栄に思います。是非ご覧下さい!

■興津和幸:エデン・ヴァロック役

 カッコ良いグラディエーターに変身する『ルジュ』が大活躍するアクション満載アニメ「メタリックルージュ』は面白いですよ!! そして私が演じる『エデン』はヒロイン2人の周りをウロウロしているおじさんです! お楽しみに!!!

■宮内敦士:アッシュ・スタール役

 「メタリックルージュ」に参加させていただくことが決まった時は、自分にやれるのかどうか不安な思いもありましたが、現場ではたちまち、この作品の世界観に圧倒され魅了されてしまいました。この素晴らしい世界観に没入して役作り出来たことは、本当にかけがえのない経験となりました。私も今から作品の完成が待ち遠しくてたまりません! 皆さんもご期待下さい!

■小林千晃:ノイド262役

 ノイド262役を務めさせていただきます。小林千晃です。ノイドは感情をあまり表に出さない子ですが、その反面物怖じせずにズケズケと本音を吐くというギャップを持ち合わせています。

 人間の使う本音と建前を理解し切れていないアンドロイドだからこその性格なのですが、彼がどう成長し物語に関わっていくのか是非楽しみにお待ちください!

■由薫:オープニング・テーマ「Rouge」

 人造人間として戦う強さ、かっこよく真っ直ぐな眼差しと同時に、愛らしい女の子である柔らかい側面も持ち合わせたルジュの魅力をどうにか一曲に落とし込みたい、そんな気持ちでこの「Rouge」という楽曲にたどり着きました。英語と日本語を織り交ぜたり、歌い方を工夫したり、拘ってドキドキワクワクしながら作らせていただいたので、ぜひ細部まで聴いて楽しんでほしいです!

■ダズビー:エンディング・テーマ「Scarlet」

「メタリックルージュ」エンディング・テーマを担当しました、ダズビーです。海外でも有名なボンズのアニメーションが大好きでして、ボンズ25周年記念作品のEDを歌うことになり、とても光栄です。「Scarlet」は、「メタリックルージュ」の世界観をイメージ化したシティポップです。主人公「ルジュ」の気持ちを歌で表現するために頑張りました! 「メタリックルージュ」と「Scarlet」にたくさんの応援をお願いします!