2025年に建て替えのための休館を発表している現・帝国劇場(1966年開場)のクロージングラインナップが決定。全9作品が上演され、堂本光一主演『Endless SHOCK』にて堂本による本作の単独主演記録が今年2000回超に達する。



【写真】帝国劇場 クロージング記念エンブレム

 帝国劇場は1911年の開場以来、「大衆性と芸術性の融合」を掲げ数々の演劇を贈ってきた。1966年に開場した第2期・帝国劇場もオープニング作品『風と共に去りぬ』世界初の舞台化(1966)、東宝から世界へ届けるオリジナル・ミュージカル『マリー・アントワネット』(2006)、舞台『放浪記』の上演2000回達成、『SHOCK』のミュージカル単独主演記録の更新、舞台『千と千尋の神隠し』の今春のロンドン上演へとつながる世界初演(2022)など、多くの観客へ新たな感動を届ける挑戦を重ねてきた。

 現・帝劇のクロージングラインナップも、意欲溢れる新作と演劇史に名を刻む作品が勢ぞろい。1月『Act ONE』(HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者)、2月『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』(松下優也有澤樟太郎宮野真守)、3月は舞台『千と千尋の神隠し』(橋本環奈上白石萌音川栄李奈、福地桃子)、6・7・8月 『ムーランルージュ!ザ・ミュージカル』(望海風斗平原綾香井上芳雄、甲斐翔真)の上演が発表されていた。

 今回新たに、4・5・11月『Endless SHOCK』(堂本光一)、8・9月『モーツァルト!』(古川雄大京本大我)、10月『DREAM BOYS』、12月・2025年1・2月『レ・ミゼラブル』(上映月を解禁)、2月 CONCERT『THE BEST ~New HISTORY COMING~』の上演が決定。各公演の詳細は、追って、東宝演劇公式ホームページにて発表される。


 また、帝国劇場の扉が開かれたところに、「新たな」「歴史」がやってくる“New HISTORY COMING”の思いを込めたクロージング記念エンブレムが完成し、公開された。