『哀れなるものたち』でタッグを組んだエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督の次回作『Kinds of Kindness(原題)』が、アメリカで6月21日に公開されることがわかった。

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 Varietyによると、本作はインディーズスタジオのサーチライトが配給を手掛け、詳しい内容は明らかになっていないが、アンソロジー映画になるという。

『哀れなるものたち』で共演したウィレム・デフォーとマーガレット・クアリー、『女王陛下のお気に入り』で共演したジョー・アルウィンほか、ジェシー・プレモンス、ホン・チャウ、ハンター・シェイファー、ママドゥ・アティエらが出演するそうだ。

 ランティモス監督は、『籠の中の乙女』と『聖なる鹿殺し』、『ロブスター』でコラボレートしたエフティミス・フィリップと一緒に、脚本も手掛ける。

 エマは、『女王陛下のお気に入り』でランティモス監督と初めてタッグを組みアカデミー賞にノミネート、『哀れなるものたち』ではアカデミー主演女優賞を獲得した。監督の故郷ギリシャで撮影されたモノクロ短編映画『Bleat(原題)』がニューヨーク映画祭で公開されており、これが4作品目のタッグとなる。他に、未発表の作品の企画があるほか、韓国のSFブラックコメディ映画『地球を守れ!』のリメイク作品でもタッグを組む予定。