ノルウェー発の北欧ホラー映画『ナイトメア/夢魔の棲む家』が、5月24日に公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。



【動画】「死んでも眠れない」――衝撃の北欧ホラー『ナイトメア/夢魔の棲む家』予告編

 『ミッドサマー』、『イノセンツ』、『ボーダー 二つの世界』、『ハッチング―孵化―』『LAMB ラム』…、異形な物語に不穏な恐怖と戦慄を漂わせた作品の数々で静かなブームを呼ぶ北欧ホラー。そして今、ノルウェーからおぞましい“終わりなき悪夢”がやって来た。『エルム街の悪夢』のショックに『ローズマリーの赤ちゃん』のサスペンスを加え、北欧神話的終末論でアレンジした未体験の衝撃に満ちた底なしの恐怖を描く。

 カップルのモナとロビーが破格の値段で手に入れた夢の新居、だが、そこは北欧神話の夢魔“メア”の棲みつく呪われたアパートだった。モナは入居以来、不眠に悩まされ、やがて得体の知れない魔物に襲われる悪夢に苛まれ、夢と現実の境界がわからなくなっていく。そして睡眠障害が重症化する中、モナの妊娠が発覚する。
彼女は自分のお腹にいる赤ん坊が悪魔の子ではないかと疑い始めるのだった…。

 出演は、悪夢に悩まされるモナに“北欧版『キャリー』”と絶賛された『テルマ』で第68回ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を受賞したエイリ・ハーボー。モナの恋人ロビーには北欧神話を題材にしたNetflixのTVシリーズ「ラグナロク」のヘルマン・トマラス。さらに『トロール』のデニス・ストーロイ、『トンネル9000メートルの闘い』ピーター・フェルデらノルウェー映画界の名優たちが脇を固める。監督、脚本はノルウェーの人気TVシリーズ「私立探偵ヴァルグ2」や『アサイラム・バスターズ』、『トンネル9000メートルの闘い』などのヒット作の脚本を手掛け、本作が長編監督デビュー作となるシェルスティ・ヘレン・ラスムセン。

 公開された予告編は、モナとロビーが新居に引っ越してくる幸せなシーンからスタート。
しかし、眠りながら異常な行動を取るなどモナに徐々に異変が。「死んでも眠れない」というテロップと共に、夢とも現実ともつかない恐怖の映像が続く。

 映画『ナイトメア/夢魔の棲む家』は、5月24日公開。