5月10日公開のアニメ映画『トラペジウム』より、初公開映像満載の最新予告が到着した。

【動画】アイドルになる夢に憑りつかれた主人公・ゆうによって、東西南北の仲が崩れ始める―映画『トラペジウム』最新予告

 乃木坂46・1期生・高山一実の小説家デビュー作をアニメ映画化する本作は、自分の力で仲間を集め、アイドルを目指す高校生・東ゆうの物語。

高山がシナリオ制作など映画制作に深く関わり、彼女でなければ描けないテーマ「アイドルが放つ輝き」とは何なのか、「アイドル」とは何なのかという“思い”を追求する。主題歌は、ボーカルにアイドルVTuberの星街すいせいを迎えた、MAISONdes「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」。

 アイドルを目指す主人公の東ゆう役には、新人ながら『逃げ上手の若君』の主人公・北条時行役に抜てきされた結川あさき。ゆうがアイドルになるために仲間になっていく東西南北の美少女たちを羊宮妃那、上田麗奈、相川遥花といった若き実力派キャストが務める。らにJO1の木全翔也、内村光良も声優参戦する。

 “絶対にアイドルになりたい”と強い想いを抱くゆうは、(1)SNSはやらない、(2)彼氏は作らない、(3)学校では目立たない、(4)東西南北の美少女を仲間にする、というルールを課して高校生活を送る夢にまっすぐな女の子。
半島地域「城州」の東に位置する城州東高校に通いながら、西、南、北の高校へ通う可愛い女の子と友達になる計画を進めていく。

 今回解禁となった予告では「夢で終わらせたくないから、現実にする」と強い意志を覗かせるゆうが、人見知りでロボットに夢中な西テクノ工業高等専門学校2年生、“西の星”・大河くるみ、お蝶夫人に憧れるお嬢様で天真爛漫な聖南テネリタス女学院2年生、“南の星“・華鳥蘭子、そしてボランティア活動に勤しむ控えめで優しい城州北高校1年生、“北の星”・亀井美嘉ら、東西南北の美少女を集めることに成功し、夢へと駆け出していく姿が公開。彼女たちはボランティア活動を中心に仲を深め、ついにはテレビ番組へ出演するなどゆうの計画通り順調にアイドルへの道へと進んでいくはずだった―。

 しかし予告の後半では、彼氏がいたことが発覚した美嘉に「彼氏がいたなら友達にならなかった」と形相を変えて冷たく言い放つ姿や、くるみが涙を流して壊れていく姿が。夢を追っていたはずがいつの間にか夢に憑りつかれていたゆうによって、東西南北の仲が段々と崩れ始める。絶対にアイドルになるという夢をどこまでも追いかけたゆうの夢の結末とは?

 また、一部の劇場にて、難聴者用日本語字幕版の期間限定上映が決定。
詳細スケジュールは公式サイト「Theater」ページにて。

 アニメ映画『トラペジウム』は、5月10日より全国公開。