性的暴行やセクハラの数々が告発され、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』を降板したケヴィン・スペイシー。イギリスと米ニューヨークの裁判所は、彼の無罪を言い渡したが、裁判費用がかさんだことで自宅が差し押さえられ、住むところがないと涙で明かした。



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 この度『Piers Morgan Uncensored(原題)』に出演したケヴィンは、ホストのピアース・モーガンから、どこで暮らしているかと聞かれ、「今週、ボルチモアで暮らしていた自宅が差し押さえられました。この後オークションに掛けられるので、荷物を倉庫に預けるためにボルチモアに戻らなければいけません。ですから質問の答えは、現状住所不定です」と答えたそうだ。

 ケヴィンは主演ドラマ『ハウス・オブ・カード』の撮影が始まった2012年にボルチモアに引っ越し、2016年に自宅を購入。しかし今は、「支払いができない」状態だという。破産の危機に瀕しているのかと聞かれると、「破産を申請しようと思ったことは何度かありましたが、少なくとも今日の時点では回避できています」と述べ、さらに涙を流す。


 いくらか持ち合わせているのかとの問いには、「全くありません」とコメント。「裁判費用の支払いがあります。まだ沢山残っています…そうです借金があります。相当な額です。数百万ドルです」と述べ、経済的に苦しい状況にあることを明かした。

 ケヴィンは#Me tooのムーブメントが始まった2017年、『スター・トレック:ディスカバリー』などに出演するアンソニー・ラップから、14歳の時に性的暴行を受けたと告発されたのを皮切りに、性的暴行やセクハラの告発が相次いだ。


 無罪を訴えていた彼に対し、2022年にニューヨークの裁判所はアンソニーに対する性的虐待がなかったと判断。また2023年には複数の男性に性的暴行をしたとして訴追されていたイギリスでも、9つの罪状について無罪判決が出ている。

 Varietyによると、これをうけ、シャロン・ストーンやリーアム・ニーソンが、ケヴィンのカムバックを求め、声を上げているそうだ。