2014年7月期に放送されたドラマ『水球ヤンキース』(フジテレビ系)の放送開始から今月で10周年だ。日本のドラマ史上初めて水球を題材にした作品で、1人の不良高校生が水球と出会い、友たちとともに切磋琢磨していく青春ストーリーだ。
【写真】10年前の深夜ドラマ『水球ヤンキース』、豪華すぎるキャスト陣の現在
■中島裕翔
本作の主人公、稲葉尚弥を演じたのは、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔だった。放送スタート時、20歳。本作がドラマ単独初主演だった。その後、グループでの活動と並行しながら俳優業も精力的にこなし、アメリカの同名ドラマのリメイク作『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)では、織田裕二演じる敏腕弁護士のバディとなる青年を演じた。2023年には単独主演映画『#マンホール』も公開されている。
なお、本作には同じHey! Say! JUMPから高木雄也も出演している(※高木の「高」は正式には「はしごだか」)。
■山崎賢人
三船龍二を演じたのは山崎賢人だった(※山崎の「崎」は正式には「たつさき」)。放送開始時19歳。実は中島とは、前クールのドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望』(日本テレビ系)でも共演しており、2クール連続の共演だった。
山崎は本作の翌年に放送されたNHK連続テレビ小説『まれ』において、土屋太鳳演じるヒロインの相手役を演じ大ブレイク。
■千葉雄大
水球部の3バカトリオの1人、木村朋生を演じたのは千葉雄大。放送スタート時は25歳だった。本作終了後も、多数のドラマや映画に出演し、俳優としての地位を確立したほか、“あざとかわいい系男子”としてバラエティ番組でも活躍。2021年から2022年まで田中圭と音楽番組『MUSIC BLOOD』(日本テレビ系)でMC業にも挑戦した。最近では人気ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)で記憶障害を抱えたヒロインを温かくサポートする星前宏太を演じていた。
“国宝級イケメン”も3バカトリオ演じていた!
■中川大志
3バカトリオのもう1人、志村公平を演じたのは中川大志。放送スタート時16歳。その後も順調にキャリアを積み重ね、2019年には前の年に公開された『覚悟はいいかそこの女子。』、『坂道のアポロン』での演技が評価され第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)の畠山重忠役も大きな話題となった。
■吉沢亮
3バカトリオ最後の1人、加東慎介を演じたのは吉沢亮だった。ドラマスタート時は20歳。本作以後、“国宝級イケメン”と称される端正な顔立ちで注目を集め、ブレイクを果たした。映画『キングダム』シリーズでは、えい政/漂の2役で第1作から主演の山崎と共演している。2021年には『青天を衝け』(NHK総合)にて渋沢栄一役で、大河ドラマ初出演・初主演を務めた。同年にはトップ若手俳優が多数出演した映画『東京リベンジャーズ』シリーズに参加し、人気キャラクターの“マイキー”こと佐野万次郎を好演した。デビュー15周年を迎えた今年6月21日にはファンクラブを開設。夏にイベントも予定している。今年9月に『ぼくが生きてる、ふたつの世界』、来年に『国宝』と、2本の主演映画が公開を控えている。
■間宮祥太朗
千秋亮を演じたのは、間宮祥太朗だった。放送開始時21歳。