タレント、モデルの益若つばさがMCを務める『ABEMA Prime』が2日に放送。この日の放送では、高校3年生で妊娠し、自主退学を選ばざるを得なかった当事者と、必要な支援について考えた。
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ゲストの当事者は、出産予定日が高校卒業後の4月だったため卒業を希望するも、学校から「体育の単位不足」を理由に休学を勧められ、自主退学を選択。その後、当時のパートナーとはDVが理由で離婚し、シングルマザーとなった。金銭援助がないことに加え、“中卒”という学歴では仕事がなかなか見つからず、ようやく見つけた販売員の仕事は月給8万円。時給制のため、子どもが熱を出して早退すると、収入が月3万円になることも。ゲストは当時を振り返り、「お金がなくて泣いていたら、子どもがその辺で拾った10円玉をくれるんです。『ほらお金だよ、もう泣かないで』みたいな感じで…」と涙ながらに語った。
益若は「高校生の妊娠が発覚した時に、『自己責任』という言葉を投げかける人が多いと思うが、本人はそんなことは分かっていて、それでも産むという選択をしている。『大丈夫?』と聞くのではなくて、『大丈夫。安心して。育てられるよ』とサポートできる環境がいまだに出来上がっていないことが怖いと思った」とコメントした。
また、元高校教師のゲストは「学校には『高校生が不純異性交遊をしているわけがない、してはいけない。ましては妊娠するわけがない』とタブー視する昔の価値観が今も続いている。
『ABEMA Prime』はABEMAにて毎週月曜から金曜21時放送。