人格者として知られているデンゼル・ワシントンに、南仏で開催中のカンヌ国際映画祭にて、カメラマンとの間でトラブルが発生したようだ。

【写真】スパイク・リー監督&エイサップ・ロッキー、デンゼル・ワシントン

 PageSixによると、デンゼルは現地時間5月19日、自身の主演映画『Highest 2 Lowest(原題)』お披露目のため、レッドカーペットイベントに登場。

出演者やゲストセレブらの写真を撮ろうと待ち構えていたカメラマンの一人に歩み寄り、指を突き付けて抗議する姿をキャッチされたそうだ。

 カメラマンはその後、場を和ませるかのように笑顔でデンゼルに語りかけ、彼の腕に手を掛ける動きを見せたが、デンゼルはそのまま態度を変えず、「止めてくれ」と繰り返し、カメラマンの前から立ち去ったという。

 何が起きたかは不明だが、この直前、デンゼルはエイサップ・ロッキーと肩を組み、言葉を交わしていたそう。スパイク・リー監督が2人のところにやって来たところで、何かが勃発、デンゼルが厳しい表情で、カメラマンに詰め寄る事態となったとみられている。

 なお『Highest 2 Lowest』は、『モ’・ベター・ブルース』(1990)と『マルコムX』(1992)、『ラストゲーム』(1998)、『インサイド・マン』(2006)でタッグを組んだデンゼルとリー監督の5度目のコラボレーション作品。レッドカーペットでのトラブルにも関わらず、デンゼルとリー監督、そしてエイサップ・ロッキーは会場内で笑顔を見せ、上映後にはスタンディングオベーションの歓迎を受けたそうだ。

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