菊池日菜子＆小野花梨＆川床明日香、3人の看護学生が原爆投下の翌日奇跡の再会　『長崎―閃光の影で―』本ビジュアル解禁 (2025年6月13日)

菊池日菜子が主演する映画『長崎―閃光の影で―』より、看護学生3人が熱い抱擁を交わす姿を捉えた本ビジュアルと場面写真が解禁。また、福山雅治プロデュース・ディレクションの主題歌正式タイトルが発表された。【写真】原爆投下前から投下後の救護活動まで激動の日々を切り取る、映画『長崎―閃光の影で―』場面写真 本作は、1945年夏。原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの“青春”を描く。 太平洋戦争末期の1945年、日本赤十字社の看護学校に通う17歳のスミ（菊池日菜子）、アツ子（小野花梨）、ミサヲ（川床明日香）は、空襲による休校のため長崎へ帰郷。8月9日11時2分、長崎市に原爆が落とされたことで、家族や恋人と過ごす彼女たちの日常は一変する。 解禁された本ビジュアルが大きく捉えるのは、11時2分を異なる場所で迎え、看護学生として志願してそれぞれの場所で救護活動を始めていた3人が、翌8月10日に救護所で奇跡的に再会を果たし、熱い抱擁を交わす姿。しかし、安堵のときも束の間、そこに次々と患者が運び込まれ、途方もない救護活動が本格的に始まっていく――。 「決して忘れられない日々がある」というキャッチコピーは、劇中、美輪明宏が語りとして訴えかける言葉をベースにしている。看護学生3人の感動的なシーンに加え、戦争の記憶を紡いだ本作のメッセージが深く心に響くビジュアルとなっている。 場面写真は、原爆投下前から投下後の救護活動まで、激動の日々を切り取ったもの。クリスチャンのミサヲと父の信行（萩原聖人）が浦上天主堂へ告解に行く場面や、一面焼け野原となった高台で、時が止まったままの壁時計に目を奪われるスミの姿、アツ子が看護婦長のトキ子（水崎綾女）とともに迫る戦闘機に警戒する様子などが収められている。また、のちにスミが運命的な出会いを果たすことになる、孤児院で子どもたちの世話をする令子（南果歩）のシーンも含まれている。 さらに、先月情報解禁され、大きな話題となった本作の主題歌タイトルが「クスノキ ―閃光の影で―」に決定した。この主題歌は、長崎出身で被爆3世である松本准平監督からのオファーに同県出身のアーティストである福山雅治が応え、2014年に発表した自身の楽曲を本作のために新たに編曲したもの。「クスノキ ―閃光の影で―」は、福山がプロデュース・歌唱ディレクションのもと、スミ役の菊池、アツ子役の小野、ミサヲ役の川床の3人が歌唱したバージョンとなっている。 映画『長崎―閃光の影で―』は、7月25日長崎先行公開、8月1日全国公開。