三上博史、43歳の新人刑事役に! 「実験刑事トトリ」でNHK連続ドラマ初主演
「実験刑事トトリ」は、原作のない完全オリジナルのエンターテインメントドラマ。動物学の研究者として学会で活躍が注目されていた都鳥(三上)が、警視庁の中途採用試験に合格し、43歳にして捜査一課の刑事に転職。正義感の強い28歳の若手刑事・安永(高橋)と組み、論理的思考を駆使した仮説と、さまざまな実験を繰り出しながら完全犯罪に挑む。
原作のない完全オリジナル作品となる本作。ゆえに三上は役作りについて「まず、どういうキャラクターにしようかというところから始まり、台本を元にどんな扮装にしてどのようにしていこうかと一つ一つ考えながら、“トトリ”というキャラクターを作っていったのですが、それが本当に面白くて…」と振り返る。だが、いざ撮影に入ると苦労の連続だったとも明かす。「とにかくセリフが多い(笑)。もう本当にこれだけしゃべるのも…しかもややこしいセリフばかり。鼻からズルズルーッとセリフが出てくるくらい(笑)。でもそれが楽しかったりするんですけどね」と、膨大なセリフ量を楽しんでいるようだ。
正義感の強い熱い男・安永を演じる高橋は「1話を見て、自分でも面白いなと。毎回、話しが違うテイストだったり、リズムが違うなーと思っていたので、自分自身も回を追うごとに面白さが増していっている実感があります」と自ら太鼓判を押す。
本作は、キャラクターが年齢も性格もまったく違う二人がバディを組み、完全犯罪を解決していくという内容だが、演じる三上と高橋の二人も性格がまったく違うと明かす。三上は「良くも悪くも、初共演なので色々ふっ掛けてみるんですが、この二人(自身と高橋)の世界観が全っ然違うので、結構噛んでいかないよね(笑)。なので、無難なのは下ネタぐらいかなと(笑)」と高橋に視線を送ると高橋は、「先輩に気を使わせばかりで申し訳ないです。なかなか繊細な話ができないもので…」と恐縮。役同様、本人同士もデコボコなコンビのようだ。
土曜スペシャルドラマ「実験刑事トトリ」は2012年11月3日より毎週土曜日午後9時から放送