藤原紀香　40代初ドラマ出演に「女と男の熱帯を体感した」

　女優・藤原紀香が、来年1月20日スタートのWOWOWの連続ドラマW「女と男の熱帯」で主演を務めることがわかった。共演は、藤原と初共演となる渡部篤郎のほか、永山絢斗、YOU、山本圭、吉田栄作ら豪華な顔ぶれ。

「女と男の熱帯」で上半身裸の藤原紀香と渡部篤郎が抱き合うセクシーショットはこちら

　同作は、ドラマ「眠れる森」「恋人よ」「砦なき者」など、ラブストーリー、社会派ドラマ共に数々の名作を手がけた人気脚本家・野沢尚が生前、温めていた渾身の企画を映像化。現代社会という過酷な“熱帯”で巡りあった女と男が愛を育み、社会の闇へ走り出すさまを描き、“日本企業の暗部”“ジャーナリズム”などが絡み合う大人のラブサスペンスとなっている。

　テレビ局の記者としてスクープを狙う女性・苑子を藤原が演じ、苑子の取材対象者で、社会の陰謀により家族を殺され復讐を誓う男・進藤を渡部が熱演する。脚本はドラマ「恋ノチカラ」を手がけた相沢友子が担当し、演出は「愛していると言ってくれ」の生野慈朗監督という、実力派キャスト＆スタッフで、野沢尚のハードボイルドな世界に彩りを加える。

　ドラマW初出演となる藤原は、「皆さんをこの大人の魅力に溢れた中毒性のある激しいドラマの虜にしたいと思っています。私個人としても40代初のドラマなので、渡部さんとともに大人のラブストーリーをお魅せできればと思います」とアピール。また、最初に脚本を読んだとき、じっとりと汗がにじんでくるような感覚に陥り、まさに“女と男の熱帯”を体感しました」と語り、「苑子の内面と向かい合い、強さの中に時折見せる彼女の“脆さや葛藤”つまり“人間らしさ”というものを大切に表現できればと思います」と演じるうえでの意気込みを語った。ドラマのイメージ写真では、上半身裸の藤原と渡部が抱き合う大人な魅力たっぷりのセクシーショットも披露した藤原。「最近ではあまり目にすることのできない、我々世代の大人が、理性を超えて、衝動的に惹かれ合う激しくも悲しい愛の形を描いたラブストーリー」と語る。

　一方、共演の渡部は「人間らしさを表現したいと思っています。進藤は復讐をすることで、おそらく死に向かって生きているが、それも人間らしいといえば人間らしいことだと思う。私はそのような境地になったことがありませんから分からないですよ！ただ、人にはわからないことがある、それを演じることが人間らしさにつながると思う」と家族のために復讐を誓った男を演じるうえでの心情を明かした。

　WOWOW連続ドラマW「女と男の熱帯」は来年1月20日(日)スタート、全6話（第1話放送無料）毎週日曜夜10時から放送