和久井映見が初舞台に挑戦!三谷幸喜演出舞台「ホロヴィッツとの対話」公開稽古&囲み取材フォト特集
デビュー25周年にして三谷演出で初舞台を踏む和久井は「朝から呼吸の仕方を忘れそうで。
同作は、2007年の「コンフィダント・絆」、2011年演劇賞各賞を受賞した「国民の映画」に続いて三谷が演出する海外芸術家シリーズの新作で、20世紀のピアノの巨匠ウラディミール・ホロヴィッツ(段田安則)と数々の巨匠を専属調律師として支えたフランツ・モア(渡辺)との、とある一夜の会話を舞台化。光の中で生きる表舞台の人間と、それを支えるバックステージの人間のドラマが展開する。
「永遠 Part2」以来12年ぶりの舞台出演となる渡辺は「演劇人として育てていただいた小屋なので、客席や、舞台袖の感じが懐かしくて、楽にやらせてもらっている」と同劇場での公演に感慨深げ。稽古にも気合十分で「異常に興奮して早く劇場に入り過ぎて、くたびれ果ててしまった」と充実した表情を浮かべるが、三谷からは「なんせせっかちな人で、大体走っている。細かいし、アイディアを言ってくれるけれど煩わしいくらい。なるべく目を合わせないようにしています」とクレームをつけられていた。
久々の公演は50ステージにも及ぶが、渡辺は「4人で激しいビートを刻んで演劇の体力を確認しながらやって来たので、50ステージはタッグを組みながらガンガン前に攻めていきたい」と力を込める。大阪公演もあるが、和久井は「大阪のお客さんは東京のお客さんとは違う反応があると伺ったので、楽しみです」と期待していた。
「ホロヴィッツとの対話」は2月9日(土)から3月10日(日)まで東京・渋谷パルコ劇場にて、大阪公演はシアターBRAVA!にて、3月13日(水)から3月31日(日)まで