別冊マーガレット(集英社)で1990年から1999年に連載され大人気となり、今でも多くのファンに支持されている少女マンガ「イタズラなKiss」。この不朽の恋愛バイブル“いたキス”が、17年ぶりに日本でドラマ化されることが決定した。


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 マンガの圧倒的人気を受けて、1996年に日本でドラマ化、2005年には台湾、2010年には韓国でドラマ化され大反響を呼んだ“いたキス”。IQ200の天才イケメン・入江直樹に恋をした女子高生・相原琴子の一途な片想いを描いたラブコメディ。原作は海外でも出版され、累計発行部数約3,000万部を超える大ヒットとなったが、連載途中で作者が急逝したため未完となっている。

 17年ぶりに日本で誕生する琴子には、2013年ブレイク確実の若手女優の一人である未来穂香(みき ほのか)が一途すぎる恋を純情可憐に演じる。ファッション雑誌でモデルを務めるなどルックスだけでなく、2011年の数々の賞を総なめにしたドラマ「鈴木先生」で中村加奈役を演じ、その演技力も高く評価されている若手注目株である。

 また、本作の魅力として欠かせないのは、少女マンガ史上最強ともいえる入江直樹のツンデレ男子ぶり。実写化の度、その完璧でツンデレな男“入江直樹”を誰が演じるのかが話題となってきた。まず、初代となる96年版の直樹役は当時若手俳優のトップを走る柏原崇がクールに演じた。2代目となる台湾版は188cmという長身でルックス抜群のジョセフ・チェンが演じ、一気にブレイク。3代目の韓国版はK-POPグループで活躍し、俳優としても韓国版「花より男子」で花沢類を演じたキム・ヒョンジュンが、そのツンデレぶりで、人気を不動のものとした。

 そして4代目の直樹には、超ハイスペック俳優の古川雄輝(ふるかわ ゆうき)が抜擢。英語がネイティブの帰国子女かつ“ミスター慶応”出身という、古川自身も役柄を彷彿させる知的さと演技力を兼ね備えている。
そんな彼が演じる新しい入江直樹に早くも期待が高まっている。

 さらに、そんな直樹にライバル心を燃やし、琴子に切ない片想いをする池沢金之助こと金ちゃん役には、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の山田裕貴(やまだ ゆうき)が扮する。クールなゴーカイブルーを演じてきた山田が本作では一転して、明るくコミカルな役どころに挑戦。彼が話す関西弁にも注目だ。

 笑いあり、涙あり、観ると元気になれる片想いのバイブル「イタズラなKiss~Love in TOKYO」は、2013年3月29日にCS放送「フジテレビTWO」にて毎週金曜深夜24時から放送予定
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