人気モデルの高橋メアリージュンが今月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催された「第16回 東京ガールズコレクション 2013 SPRING/SUMMER」に出演。NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」に出演中の彼女にドラマに出演した感想と今後の活動について直撃した。


<フォトギャラリー>高橋メアリージュンが春ファッションで登場した、東京ガールズコレクションの様子

 高橋は、日本人の父親とフィリピン人の母親を持つハーフで滋賀県出身の25歳。何度も出演している東京ガールズコレクションだが、「毎回、回数を重ねるごとにステージが豪華になっていて、さらに観客を楽しませる演出となっているので参加が楽しみです」と語る。ちなみに今年の春の注目ファッションは「華やかな色もの、柄ものに注目しています。色としては、グリーンやブルーなどの寒色系が好きなので、柄ものですけど子供っぽくなり過ぎずいいなと思います」と教えてくれた。

 2006年から活動していた女性誌「CanCam」の専属モデルを昨年の6月号で卒業し、現在は雑誌「CLASSY」や「Oggi」でも活躍しているが、雑誌の変化に合わせて自身が好むファッションにも影響が出てきたという。「素材が良いもの、形が良いものを着る機会が増えて、流行ものをたくさん買うよりも良いものを長く使えるように買おうと思うようになりました。今好んでいるのは、シンプルなニットとシンプルなパンツで、あとは自分勝負(笑)という感じです」。

 現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」では、夏菜が演じるヒロイン・純の兄(速水もこみち)の妻・マリヤを熱演しているが、撮影のエピソードを聞くと「私自身が経験したことがない出産シーンはとても大変でした。出産を経験されているお母さんたちも番組を観てくれているので、よりリアリティを出すために、またマリヤらしい出産はどんな感じだろうと考えながら、動画サイトで本当の出産シーンをたくさん観て勉強しました。妊婦を演じるに当たっては、自宅で5キロの俵を体に紐で結びつけて勉強していました」と苦労を語った。

 ドラマ初出演でいきなりのNHK朝ドラの出演で「今回、俳の方たちと初めてお仕事をご一緒させて頂いて、最初は不安でした」と緊張の毎日だったが、「共演者の方々がとても温かい人たちばかりで、自然と“家族”の輪の中に入っていける感じでした。『モデルとして有名なのは知っているけど、僕たちの中では君は女優だから。
もっと自信を持って演じていいよ』と言ってもらえた事がすごくうれしかったです」と演じることの楽しさを実感した高橋。今後も「アクションや刑事のようなクールな役もやってみたいです。あと、ちょっと狂ったような役柄も(笑)挑戦してみたですね!」と演技の仕事への意欲を見せた。
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