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堺の大ファンという及川は、堺の普段の様子を「いつもふんわりしていて、休憩中は目を閉じてじっとしながら微笑んでいる。まるで位の高いお坊さんみたい」と説明し、「なるべく心拍数を上げたくないんですって…。だから走るのとか、踊るのとか苦手みたい」とローテンションの秘密を暴露。当の堺は「脈拍が120くらいになると、体からSOSの信号が出る。だからつつがなく、何もしない生活を送っています」と話し、「だから歌って踊って演技もできる及川先輩は、僕にとって憧れの先輩ですよ」とアーティストでもある及川を持ち上げた。
同作は、ドラマ化もされた「下町ロケット」で第145回直木賞を受賞した人気作家・池井戸潤による小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」を原作にした経済ドラマ。銀行に入社したら一生安泰といわれていたバブル時代に銀行員になった半沢直樹が、銀行の内外に現れる「敵」と戦い組織と格闘していく様子を描いていく。
主人公・半沢について、演じる堺は「正論を正論として吐ける人。バブルという粉飾された華やかな時代にウソはウソだと言えるのは魅力的。その真っ直ぐさに惹かれる」と惚れ込んでいるものの、共通点は「ない」とバッサリ。さらには「僕は妥協だらけの人生で、低いところで手を打つのが好きだからね」と開き直った。
また、堺とは2003年の同系「ひと夏のパパへ」以来約10年ぶりの共演となる上戸は、半沢を家庭で支える妻・花役。
TBS系ドラマ<日曜劇場>『半沢直樹』は7月7日21時より放送開始(初回は2時間スペシャル)。