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『ザ・フォロイング』は、かつて14人の女子大生を惨殺した連続殺人犯ジョー・キャロルと、彼を逮捕したFBI捜査官ライアン・ハーディ(ケヴィン・ベーコン)の間で繰り広げられる緊迫の心理戦を描いたサスペンス。全米で1月より放送開始されるや、たちまち大ヒットを記録し、早くもシーズン2の製作が決定している話題作。
普段から「怖い映画が大好き」と公言する松嶋も、本作の予測不可能な展開には目が釘付けになった様子。「とにかく第1話を見始めたら止まらなくなって、ドラマに登場するカリスマ殺人鬼のキャロルの魅力にメロメロになっちゃいました」と興奮気味に感想を語り、「普段からちょっと怪しい影がある男性が好きなんですけど、現実にはなかなかそんな人っていないじゃないですか。だから、ドラマの世界のそういう人に余計惹かれちゃうのかな」と、自身の男性観を交えて本作の魅力を分析。
そんな松嶋の話を聞いて、仕事上、様々な精神疾患を抱えた患者に接している名越は「キャロルのような男性と1対1で会ったら絶対に駄目」と警告。「彼の様なタイプは、とにかく面と向かうとその人の心を乗っ取ってしまう目を持っている。実際に危険な殺人犯っていうのは、普段はちょっと魅力的だったりする事が多いんです。その毒に取り付かれたら最後ですよ」と、精神科医ならではの分析を披露した。
一方、映画『羊たちの沈黙』が大好きで、同作に登場する天才殺人犯・レクター博士が「憧れの存在」だと話す名越は、人々がこうした猟奇的な事件を扱った作品に夢中になる理由を「人間には残酷な世界を覗き見したい願望がある」と説明。「ローマ帝国の時代から闘技場での殺し合いを楽しんできた歴史があるし、怖いものを覗くスリルって、多分人間の本能的な欲求の一部なんじゃないかな」と話すと、松嶋も大きく頷き「もしキャロルがツイッターやってたら絶対フォローしちゃう! 」と、ドラマさながらに殺人鬼のフォロワーに立候補宣言するなど、『ザ・フォロイング』の世界に完全に夢中になってしまった様だ。
「自分はそんな風にならないと思いながら、いつの間にか自分も殺人鬼に共感してしまう怖さを味わってほしい」と本作の魅力を語った松嶋は、主演のケヴィン・ベーコンが無名時代に『13日の金曜日』に出演していたというホラーマニアならではのウンチクも披露し、同じく大の映画好きとして知られる名越とのマニアックなホラー映画トークで盛り上がっていた。
『ザ・フォロイング』は7月9日よりWOWOWにて放送スタート