5週連続で首位を獲得、500万人以上を動員しているスタジオジブリの宮崎駿監督最新作『風立ちぬ』。映画の大ヒットに合わせて荒井由実(松任谷由実)の主題歌『ひこうき雲』も音楽配信ランキングで1ヵ月以上に渡りTOP10内にランクインしている。
そんな大ヒット中の『ひこうき雲』だが、ネット上では、8月4日にW-inds.のボーカル橘慶太と結婚を発表した“あやや”こと松浦亜弥が歌った『ひこうき雲』の歌唱力を再評価する声が広がっている。

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 実は、松浦は2002年に中澤裕子、メロン記念日らハロプロメンバーと名曲をカバーした企画アルバム「FOLK SONGS 2」で『ひこうき雲』をカバーしている。そして、2007年に放送されたテレビ番組で松浦は『ひこうき雲』を熱唱し、その動画が巨大掲示板サイトやまとめサイトで拡散されたことで、ネット上で多くの人の目に触れて注目を浴びている。

 あややが歌う『ひこうき雲』の動画を見たユーザーからは

・「バリバリのアイドルソングのイメージしかなかったけど、うまいなぁ」
・「うまい。ユーミンも素晴らしいけどカバーらしく大切に歌ってる」
・「ファンの方には悪いけど、全然あややとか興味なくてたまたま来たら予想以上に聴きやすい声で最後まで聴き惚れてしまった。」
・「最近このあややバージョンが頭から離れない」

と絶賛コメントが多数書き込まれている。

 さらには、過去に放送された音楽番組やライブ映像で『部屋とYシャツと私』『ハナミズキ』『あなたに逢いたくて ~Missing You~』など名曲をカバーしている動画も反響を呼んでいる。

 松浦のイメージと言えば、前田健やはるな愛のものまねでおなじみのヒット曲『Yeah!めっちゃホリディ』や『桃色片思い』で、可愛い衣装と振り付けで満面の笑みで歌う“完璧なアイドル”という印象が強いが、アイドルファンの間では、松浦の歌唱力は高く評価されている。あの竹内まりやが、本人のラジオ番組で「20代の女性歌手で一番上手い」と話したほど。

 2011年8月に子宮内膜症と診断されて以降、芸能活動を控えている松浦。先月にはファンクラブ限定のイベントで久々のステージに立ったものの、長らく公の場には出ていない。先日の結婚報告では、「今後も、松浦亜弥としてお仕事もより前向きにがんばります」というメッセージが寄されていたが、自身の結婚、そしてユーミンの『ひこうき雲』ヒットの相乗効果がきっかけで、あやや版『ひこうき雲』の歌唱力が再評価されている今、多くの人から松浦亜弥の復帰が期待されている。
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