【関連】『影武者 徳川家康(仮)』キャスト フォトギャラリー
実は徳川家康は関ヶ原の戦いで暗殺され、担ぎ出された名も無き影武者“家康”が、やがて時代を動かし、264年続く徳川・太平の世を作ったという隆慶一郎原作「影武者 徳川家康」をもとにした本作。太平の新時代を切り開いた男と女の物語に、“関ヶ原の戦い”、“大坂の陣”など一大スペクタクルを配し、歴史の転換点の裏にある新しい歴史ドラマを、波乱万丈の人間ドラマとして描き出す。
1600年、関ヶ原の戦いの火ぶたが切られた時。徳川家康は、石田三成方・島左近の刺客により暗殺された。しかし、家康側近は影武者・世良田二郎三郎を本物の家康に仕立て、劣勢を挽回して逆転勝利を収める。真相を知った三男・秀忠は、自分が二代将軍に就くために二郎三郎を「家康」として利用、非情、謀略の道を歩む。「家康」を演じる重責に戸惑う二郎三郎は、やがて秀忠と対立。家康側室・お梶の方と協力し、敵方であった島左近を軍師に迎え、太平の世を作ろうとする。その胸の内には、自らの生への強い意志と、弱い立場の者に対する限りない愛があった…。
主演の西田は、「本物の家康が“タヌキおやじ”の雰囲気なら、二郎三郎はその雰囲気を出そうとするが少し気が小さい、あるいは逆に本物を凌駕する大胆さがある。家康を演じているはずが権力を持つことにより、本当の家康以上の家康になってしまう。
家康の側室・お梶の方を演じる観月は、「テレビ東京の新春ワイド時代劇の出演は初めて。時代劇の経験が浅いですし、西田さんとは約20年ぶりに共演させていただくので少し緊張していますが、胸を借りるつもりで頑張りたい」と意気込みを語った。
一方、石田三成の側近・島左近を演じる高橋英樹は、「石田三成の軍師だった左近が、やがて家康の影武者・世良田の人柄や信念に共感し、豊臣秀頼を守るため志を共にしていく過程に注目してください。西田さん、観月さんはじめ、キャスト・スタッフの皆様と力を合わせて、新春にふさわしい大作を盛り上げていきます」とコメントを寄せた。
『影武者 徳川家康(仮)』はテレビ東京系にて2014年1月2日放送。