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9月29日に放送されるスペシャルドラマ『特捜最前線2013~7頭の警察犬』では、オリジナルシリーズのメインライターとして、全509話のうち100話以上の原案・脚本を執筆した長坂秀佳氏が脚本を執筆。今回は7名の特命捜査課刑事に加え7匹の警察犬も活躍し、違法薬物の密売組織を追う上川隆也演じる特命捜査課の刑事椚谷評介と相棒の警察犬ブルカーンを中心に描くスケールの大きな作品となった。
この日の記者会見に登壇したのは、上川、特命捜査課主任杜氏梅吉役の笹野高史、特命捜査課課長榊田聡一郎警視役の小林稔侍と、上川のバディとなる警察犬役のブルカーン。多くの報道陣のフラッシュに驚いたのか、あるいはやる気満々なのか、上川の静止にもかかわらず落ち着きを失ったブルカーンは、早々に一旦退場してのスタートとなった。
早速ブルカーンについて聞かれた上川。「気立ての良い子なので、大した苦労もありませんでした。僕自身も犬を飼っていますが、初めて出逢った人格ならぬ犬格なので、なるべく一緒に過ごす時間を持とうとしました。いつの間にか意思の疎通のようなものが出来るようになっていたと思います」と、新たな相棒を絶賛する。
「男ばかりでしたが、非常に和気あいあいとした空気感の良い現場でした」と上川が撮影を振り返れば、「伝統ある作品だというプレッシャーを感じていましたが、京都のスタッフの方々には最初からおもてなしを頂きまして、楽しく過ごすことが出来ました。出演者の皆さんが背の高い二枚目の方ばかりなので、自分も二枚目になったような気分になりました(笑)」と笹野。小林も、「現場では主役の人柄や力量が浸透しますが、今回は上川さんを中心にした実に品のある現場でした。
撮影の苦労を聞かれた上川は、「後半の名古屋でのクライマックスシーンの撮影は、ある工場での一大アクションになりました。今年の夏の撮影だったのでいかに暑かったのかは言うまでもありませんが、昨今のテレビドラマのスケールを逸脱した銃撃戦でした。何百発分も用意した火薬を撃ち切ってしまって、ガンアクションの専門家の方が困り果ててしまったほどです」と、とんでもない逸話も披露。
一方、ドラマと共にエンディングテーマの「私だけの十字架」も復活したが、歌うのは何と笹野高史! 開口一番「スミマセン」と謝罪する笹野は、「ドラマの余韻を壊さないように気をつけて歌いました。私に歌わせようと決断したプロデューサーは、撮影場所が京都だっただけに、清水の舞台から飛び降りるような気持ちだったと思います。紅白を狙っていると言ったのは照れ隠しで、あくまでも宣伝。ドラマの余韻を壊さないように気をつけて歌いましたが、お叱りの言葉、お褒めの言葉を、ツィッターやLINEでお待ちしています」と恐縮し続けたが、「良いねぇ! びっくりしちゃったよ。あまり画面(笹野の顔)を見ないほうが良いけれどね」と、小林からひとこと。上川も「実に趣に溢れる歌声で、聞き入ってしまいますね」と絶賛。近々着うた配信されると発表された。
スペシャルドラマ『特捜最前線2013~7頭の警察犬』は、テレビ朝日系にて9月29日21時より放送。