現地時間11月30日に交通事故で急逝した俳優ポール・ウォーカーの事故現場を、映画『ワイルド・スピード』シリーズで共演したヴィン・ディーゼルが訪問。ポールの家族や映画の関係者らと共に内輪の追悼集会を行ったそうだ。


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 The Hollywood Reporterによると、12月2日19時から22時の間、事故現場付近の道が閉鎖され、ポールの家族とヴィン・ディーゼルを含む映画関係者らが内輪で追悼集会を行ったという。ユニバーサル・ピクチャーズはコメントを控えているとのことだが、ロサンゼルス郡保安官事務所に集会の許可を求める申請が出ていたとのこと。

 集会後、ヴィンは警備にあたっていたパトカーの拡声器を使い、集まっていたファンに向かい謝意を表したと、Us Weeklyは伝えている。「俺の兄弟(ポール)がここにいて、君たちみんながこの場に運んでくれた愛を見たら、彼への愛を示している君たちの姿を自分自身で見ることができたら…。この辛い時期にポールの家族は君たちがポールに示してくれた愛を実感した。このことを俺は一生忘れない」とヴィン。

 「君たちにお礼を言いたい。ここに来て、天国にいる天使(ポール)に、どれだけ彼に感謝しているかを示してくれてありがとう」。ヴィンは先に自身のインスタグラムでもポールとの写真を掲載、ポールを「兄弟」と呼び「天国に天使が増えた」と亡きポールを偲んだ。

 米ユニバーサル・ピクチャーズは12月10日(現地時間)にリリースされる『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)のブルーレイやDVDなどの売り上げの一部を、ポールが創設したチャリティ団体「Reach Out WorldWide」に寄付することを発表している。
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