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USA Todayによると、2014年2月21日(現地時間)にアメリカで劇場公開されることが決定した『風立ちぬ』。先日発表された第71回ゴールデン・グローブ賞の外国語映画賞にノミネートされ、アカデミー賞の長編アニメーション作品賞の候補選考にも残っている本作のアメリカ吹替版に、『ダークナイト ライジング』(13)のジョセフ・ゴードン=レヴィットが主人公の堀越二郎役、『LOOPER/ルーパー』(13)でジョセフと共演したエミリー・ブラントが里見菜穂子役で声の出演が決まった。
『もののけ姫』(97)や『千と千尋の神隠し』(01)のファンだというジョセフ。『風立ちぬ』は架空の生き物や世界の話ではなく、人間に趣を置き史実をベースにした作品だが、「それでも、この航空技術者の心の中に入っていくと、ちょっとした魔法を感じる。彼が夢の中で飛行機の翼の上を歩いているのが分かるんだ」と話している。
アメリカ吹替版の製作を担当するのは、『ボーン・レガシー』(12)や『戦火の馬』(12)を手掛けたフランク・マーシャル。フランクが素晴らしいボイスキャストが揃ったと話しているように、本作にはジョセフとエミリーのほか、人気海外ドラマ『ホームランド』のソール役や『クリミナル・マインド』のギデオン役で知られるマンディ・パティンキンが服部役、『プラダを着た悪魔』(06)や『ハンガー・ゲーム』シリーズのスタンリー・トゥッチがカプローニ役の声を務める。
また、エミリーの夫で『だれものクジラを愛してる。』(12)のジョン・クラシンスキーが二郎の同僚の本庄役、『ファーゴ』のウィリアム・H・メイシーが菜穂子の父の里見役でボイスキャストを務めるほか、『glee/グリー』のブレイン役でお馴染みのダレン・クリスや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドが共に、二郎の同僚役に決まっている。