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本作は、杏の主演で話題を呼んだ『ごちそうさん』に続くNHKの連続テレビ小説で、「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の波瀾万丈の半生を描くもの。
主人公の村岡花子を演じる吉高は、「タイトルバックに映っている自分を見ても実感がわかない」と苦笑いしながらも、「朝ドラに合わないと思っていた自分がちゃんと成立しているから、NHKのスタッフさんは素晴らしい」と、朝ドラ初主演の思いを語った。さらに長丁場となる撮影について、「ネガティブになってられないので現場に恋をしようと思ってる。毎日そういう気持ちでいたら、楽しかったりケラケラしている時間が増えました」と話した。
一方、花子の父を演じた伊原は本作を「(主人公たちは)粟やヒエを食べているのに気持ちが豊か。すごくエネルギーのあるドラマ」と評する。吉高の印象を聞かれると、「(会見をしている)今は色気がありますけど、娘のときは色気を封印してる。居かたが自然なので、僕の中で娘のように感じる瞬間が結構あります」と褒めちぎっていた。
本作の舞台は、山梨からはじまり東京へと移動していく。甲府での撮影について聞かれると、3人は揃って「寒かった」とコメント。室井にいたっては、「霜柱が立っているのに裸足でわらじ。(あまりの寒さと大変さで)何をしていたかわからないぐらいだった」とぼやくほど、過酷なロケとなったようだ。
山梨の貧しい家に生まれた主人公の村岡花子は、10歳のときに父・吉平の強い希望で東京のミッション系の女学校に編入し、寄宿舎生活をはじめることになる。
連続テレビ小説『花子とアン』は3月31日~9月27日、毎週月曜~土曜8時~8時15分放送。(全156回予定)