イングランドのイースト・ミッドランズに住む中国人男性(50歳)は、4年前から、頭痛や記憶障害、嗅覚の欠陥などを訴え通院を続けていたという。原因を掴めずにいたが、先日ついに手術を決行。
摘出されたのは全長1センチの寄生虫だった。

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 MRIの検査では当初から、“腫瘍でない何か”が確認されていたが、何かが分からず医師も手の打ちようがなかったそうだ。が、撮影をするたびに移動する物体の摘出手術についに乗り出し、無事摘出することが出来たという。

 幸いにもこのサナダムシは“温和”だそうで、脳内に住みついていただけだそうだが、中には中で卵を産み繁殖するものもあるというからゾッとする。

 地元の医師は「イギリス国内ではこういったケースは予測されないですが、グローバルに旅行をする人が増える中、馴染みのない寄生虫も現れるということですね」とコメントしている。
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