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本ドラマは、高野誠鮮氏の著書『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』(講談社+α新書)を原案に、消滅寸前の限界集落を立て直そうと地元自治体に赴任してきた唐沢演じるスーパー公務員・浅井栄治が巻き起こすヒューマンドラマ。事なかれ主義の職員や復興を諦めている村人を鼓舞しながら、廃村の危機を乗り越えるために類まれな行動力と奇抜なアイデアで奮闘する姿を熱く描く。
主役を務める唐沢は、「久々に日曜劇場らしい、シンプルで家族そろって楽しめる温かいドラマだと思う」と作品に自信をのぞかせるも、ムロに対しては言いたいことが山ほどある模様。
「ムロくんは僕のことを嫌いな役なんですが、変な芝居ばっかりするんだよね。僕が見ると顔を隠すんですが、美顔ローラーとか、孫の手とか使って、もう凄いんだから。台本通りじゃつまらないから思い付きは大事、俺も好きだから。でもちょっとやり過ぎ!」とまたしても喝。その後も、唐沢のコメントに絡んでは撃沈するムロを見かねた唐沢は、「俺とお前のトークショーじゃないからね」と忠告していた。
一方、浅井の相棒・岬由香里役を務めた麻生は、「原作を読んで感動して、こんなアイデアで限界集落を復活していった方がいたんだとすごく驚いた。この素晴らしいお話をドラマでお届けできることがとても楽しみ」と笑顔で語り、「わたしの役どころは、性格ブスで二面性がある役ですが、浅井さんと関わることでどう変化していくのかも楽しみながら演じていきたい」と抱負を語っていた。
なお、この日は特別ゲストとして、原作の大ファンだという石破茂地方創生担当大臣も応援に駆け付けた。