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『ガイズ&ドールズ』は、1950年にブロードウェイで初演され、ロングランを記録し、再演を重ねてきたヒット作。宝塚歌劇では、84年に大地真央と黒木瞳の月組が初演を行い、02年に紫咲淳、映美くららの月組で再演した演目。物語の舞台は20世紀半ばのニューヨーク。プレイボーイのギャンブラー、スカイ・マスターソン(北翔)とお堅いことで有名な娘サラ・ブラウン(妃海)のラブストーリーが華やかに軽やかに進んでいく。
専科所属から星組新トップスターになった北翔は「憧れの大地さんや紫咲さんのお手本を受け継ぎながら、自分が18年間培ってきた男役像をスカイにぶつけられたらと思っております。役作りに関しては、スカイが持つ究極のギャンブラーという部分と、初めて恋をする純粋な男というふたつの部分が明確に伝わるように心がけました」と挨拶。また、「柚希(礼音)さんが築き上げてきたしっかりした組子が集まった星組なので、安心して舞台に立てています」と前トップへの敬意も口にした。
そんな北翔に対し妃海は「組ませていただいて2作目ですが、どんどんあふれ出てくる魅力に溺れています。星組全体も北翔さんの魅力に包まれています」と初々しく語り、北翔もずっと笑顔で聞いていた。
ほか配役に、タイムズ・スクエア界隈のカオであるネイサン・デトロイト役に紅ゆずる(くれないゆずる)、シカゴのギャング、ビッグ・ジュール役に十輝いりす(ときいりす)。
星組公演『ガイズ&ドールズ』は、10月16日から11月22日まで東京宝塚劇場にて公演。