現在、シーズン6に突入した海外ドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズ。「ウォーカー」と呼ばれるゾンビが蔓延るアメリカで生き残りを懸けて闘う人々の姿を描き人気を博しているが、このドラマを知人とイッキ見していたという男が視聴後、知人がゾンビ化したと思い、その知人を殺害したという衝撃ニュースが届いた。
Fox 13やNBC Newsなどが伝えた。

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 殺人の容疑で逮捕された男は米ニューメキシコ在住の23歳デーモン・ペリー。事件が起きたのは現地時間22日で、ペリーは親戚宅で友人クリストファー・パキンと共にオンラインで『ウォーキング・デッド』をイッキ見していたという。

 2人は40オンス(約1リットル)瓶のモルトリカーを何本も空けていたとのことで、ペリー容疑者の供述によると、ドラマを見終わった後、クリストファーさんがペリーに噛み付こうとしたためペリーは彼がゾンビになったと思い、彼が意識を失うまで殴る蹴るの暴行を加えたという。ペリー容疑者はさらにエレキギターと電子レンジを使ってクリストファーさんを殴りつけ、ナイフで彼を刺したという。
 
 ペリー容疑者は騒動の中、親戚宅のアパートを出て隣人らも襲い始めたそうだ。
ナイフ片手に1人の女性を追いかけ回したそうだが、その女性はアパートにカギをかけて難を逃れたらしい。警察が13時頃かけつけると、2人の整備・修繕係がペリー容疑者を取り押さえていたという。クリストファーさんは救急隊員により現場で死亡が確認されたという。