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坂元が、「これが自分にとって最後の月9ラブストーリー」との強い決意を持って臨むこの作品は、「人生はつらい、でも恋をしてるときは忘れられる」をキーワードに、地方から上京し生きる若者たちのリアルな今を映し出しながら、恋愛の美しさを描き出す。
民放ドラマ初にして月9初主演の有村は、「月9ということを意識しすぎず、とにかく作品を大事にしたいです。愛情をもって取り組めたら」と語り、高良は「見ている方たちのパワーになったり、いい時間になったらいいなと思います。それができるのが月9だと思う」とコメント。並々ならぬドラマへの思いを語る。
また、有村は兵庫から、高良は熊本から、と自身もそれぞれ地方から上京してきた経験を持つだけに、強く共感する部分もあるそう。有村は「世の中って理不尽なことばかりだけど、それでも前向きにひたむきに生きている姿というのは台本を読んでも涙が出そうなほどぐっとくるものがありました」と吐露。
高良は「自分のいる場所が自分のいるべき場所じゃないと思っている人はたくさんいる。自分が立っている場所で一生懸命に生きている音や練のような人たちの人生を見て、何かを感じていただけたら」と思いを寄せた。
女手一つで育ててくれた母を幼い頃に失い、養父母のもと北海道の田舎町で育てられた音(有村)と、同じく両親を早くに失い、大自然の中で暮らす祖父に育てられた練(高良)が劇的な出会いを果たし、共に東京を目指す。しかし、到着するやいなや雑踏の中ではぐれてしまい…。