スレンダーなだけじゃなく、適度に筋肉がついた健康的なスタイルは、女性の憧れだ。そんな憧れのプロポーションを持つ女優たちの多くに共通するのは、スポーツ経験者だということ。
2015年に大ブレイクを果たした土屋太鳳も、福山雅治との結婚で注目を集めた吹石一恵も、本気でスポーツに取り組んでいた経験がある。そこで今回は、スポーツに打ち込んでいた経歴を持つ女優を紹介したい。

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 NHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインを演じ、一躍人気女優の仲間入りを果たした土屋太鳳。真面目で爽やか、ピュアな文学系というイメージが強いが、実は日本女子体育大学在学の体育会系女子だ。高校時代には創作ダンス部に所属し全国大会出場、大学は舞踊学専攻と、ダンスを特技としている。『まれ』のオープニングでは、見事な創作ダンスを披露したことも記憶に新しい。

 2015年、日本中を驚かせた芸能ニュースの1つといえば、福山雅治の結婚だろう。世の女子の憧れである福山を射止めた、吹石一恵は、子供の頃から空手を習っており、美しいプロポーションを披露した「ユニクロ」のCMは注目を集めた。その空手は、正派糸東流の初段で、バラエティ番組で型を披露したこともある。

 空手といえば、2016年公開の『桜ノ雨』で映画初出演を果たす山本舞香も実力者として知られる。その実力は、小学校6年生の時に県大会で優勝を果たすほどで、2012年時点(干15歳)で黒帯を持っていたという。

 女優としての活躍が益々期待される戸田恵梨香も格闘技経験者。
子供時代、少林寺拳法の道場を開いていた父親から、兄とともに習い、初段の腕前を持つ。勝気というイメージが強いのは、少林寺拳法の有段者ということもあるのかもしれない。

 女優として、歌手として確たる地位を築きつつある西内まりやは、小・中学時代、バドミントンに打ち込んだ経歴を持っている。トークバラエティ番組に出演した際、「バドミントンで日本一になりオリンピックに出場することが夢だった」と語っており、かなり本気で打ち込んでいた様子。地元、福岡市の大会では優勝経験があり有名な選手だったそうだ。 昨年、第3子を出産して母親としての魅力も溢れる小雪は、高校時代にバレーボールでインターハイに出場した経歴がある。強豪校として名高い県立伊勢原高校のバレー部に所属していた。出産後も美しい体型と凛とした佇まいは、厳しい練習を乗り越えてきた強さからくるのかもしれない。

 映画初主演作『ちはやふる』の公開を控える広瀬すずは、バスケットボール経験者としても有名。ポジションはガードを務め、東海ミニバスケットボール大会にも出場した。トーク番組でバスケ姿を披露した際は、「かなりの実力」といった声がネットでも上がった。

 新ドラマ『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)で主人公・小田直美を演じる広末涼子も、自身を「体育会系」と公言している。
中学時代には、陸上部に所属しており、走り高跳びの選手として県大会で2位入賞を果たしたこともある。広末は、美脚の持ち主として知られるが、その美脚もスポーツ経験者という下地があるからこそなのだろう。(文・嶋田真己)
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