NHK連続テレビ小説『あさが来た』で主人公を演じた女優の波瑠が22日、トークバラエティ番組『A‐Studio』(TBS系)に出演した。同番組のアシスタントだった波瑠に笑福亭鶴瓶は電話で「朝ドラやると大変なことになる」と話していたそうで、波瑠は「ロケをやっているときの年齢層の高さを見て、朝ドラってそういうものなんだなと思いました。
『妊娠おめでとう』って言われましたもん」とその影響力の大きさに戸惑いながらも嬉しそうに語った。

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 「朝ドラのオーディションに受かったときどんなんやったの?」と鶴瓶が質問すると、波瑠は「ちょっと変わってるんですよ。『オーディションの追試がある』って言われて、大阪のホテルに入ったところで、『この度はおめでとうございます。明日早速なんですけど、記者会見があるので、質問の答えを考えておいてください。でも、ご家族などには伝えないでください』って言われました」と振り返っていた。

 また、波瑠は『あさが来た』で共演した近藤正臣に刺しゅう入りの茶色い巾着袋をプレゼントしたことを報告。
波瑠が「宮崎あおいさんに刺しゅうを教えてもらって、ミシンで玉木宏さんが縫いました」と伝えると会場からは驚きの声が挙がった。波瑠は「いやいや、私なんかよりも、全然器用ですからね。手先は」と玉木をフォローしていた。

 この巾着袋についてはアナザーストーリーがあったようで、波瑠は「オールアップの日にプレゼントをしたんですけど、前日に『なんか違う』ってなって、(完成間近だったものを)玉木さんにバラしてもらって、刺しゅうを夜中までやって、翌朝、玉木さんに縫い直してもらって、ギリギリで完成してお渡ししました」と述懐していた。