現在放送中のTBS日曜劇場『仰げば尊し』で学校の問題児・ 木藤良蓮を演じ、そのイケメンぶりと存在感で注目を集めている真剣佑手俳優の登竜門とも言える「学園もの」である本作では、樋熊迎一(寺尾聰)の熱意に感化されつつも、不良グループのリーダーである、青島裕人(村上虹郎)を気遣う姿が視聴者から絶大な人気を得ている。
今回は、今後、多数の出演映画公開も控え、さらなる活躍が予想される真剣佑の魅力に迫る。

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 真剣佑といえば、千葉真一の息子として知られ、アメリカ・ロサンゼルス出身。高校を卒業するまではアメリカで暮らしていた。世界的なアクションスターとして知られる千葉の息子だけに、幼少の頃から空手の稽古を積んでいたほか、体操や水泳、ピアノも習っていたという。俳優として、2013年の映画としてショートフィルム『SPACE MAN』『CALIFORNIA LIFE』に主演。日本では、バラエティを始めとして、多数のテレビ番組に出演し、整ったルックスと運動神経の高さが話題になった。

 昨年は、関根勤が監督を務めた映画『騒音』、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』への出演を経験し、今年は広瀬すずが主演した映画『ちはやふる』で俳優としても高い注目を集めた。さらに大人気少女コミックを舞台化した『花より男子 The Musical』では、学校を仕切るイケメングループ・F4の西門総二郎を演じ切った。

 華麗なる経歴を持つ真剣佑だが、その素顔はどんな人物なのだろうか。
 
 『花より男子 The Musical』にて真剣佑にインタビューしたライターによると、アメリカ生活が長かった真剣佑は、「仕事が決まってから(原作を)初めて読んだと聞きました。カラオケも日本に来るまでしたことがなかったと言うし、マンガという文化も知らなかったようです。その分、知らないことを知ろうとする好奇心も強いし、すごく素直に、何事も楽しんで自分の中に受け入れていっている様子が見てとれました」と人柄を絶賛している。
役者として、自分の知らない世界を積極的に取り込み、噛み砕いた上で体現するのは必須の才能だ。それを自然と、楽しみながらできる真剣佑という俳優には、高いポテンシャルを感じる。 さらに、前出のライターは、真剣佑の印象について「真っすぐで正直な優等生タイプでありながら、頭の回転も早く、スマートさを持ち合わせている。人気が出るのもうなづけます」と語る。現在、出演中のドラマ『仰げば尊し』の初回放送後から、SNS上に「あのイケメンは誰?」「かっこよすぎる」といったコメントが溢れたのも、美しすぎるビジュアルと独特の上品さを感じさせるオーラが女子たちを魅了したからだろう。

 今後も、小林ユミヲのコミックスが原作の映画『にがくてあまい』、人気作家・湊かなえ原作の映画『少女』、大人気少女コミックスの映画化『ピーチガール』、『チア☆ダン』など、次々と出演作が公開される真剣佑。次世代を担う若手として注目の俳優の一人となることは間違いない。
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