人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズにルーク・ホブス役で出演する俳優ドウェイン・ジョンソンが、現在撮影中のシリーズ最新作『Fast 8(原題)』での不満を自身のフェイスブックで激白した。ドウェインは名指しすることは避けたが、一部の男優を「意気地なし」と痛烈批判した。


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 現場でいったい何が起きたのか。ドウェインの書き込みでは不特定の複数形になっているが、TMZによるとドウェインの怒りはシリーズの主演俳優ヴィン・ディーゼルに向けられているという。

 ドウェインは8日に投稿した長文の中で、自分にとっての撮影が最後の週に入っていることと、同シリーズに格別の思いがあることを述べ、スタッフやユニバーサル・ピクチャーズの関係者、女優陣に敬意を表した後、「だが男優の共演者となると話しは別だ」と切り出している。

 男優陣の一部は信頼できるプロフェッショナルと称えつつ、そうでない者もいるというドウェイン。「そうでない者達はあまりにも臆病で、結局何もしようとしない。意気地なしだ」と、一部の共演者に腹を立てていることを露わにし、「今度の4月にこの映画を見て、俺が演技ではなく本気で怒っているように見えたらその通りだ」と、ドウェインはある場面に自分の怒りが反映されていることを示唆した。


 TMZによると、ドウェインはシリーズのプロデューサーも務めるヴィンが取ったいくつかの決断に納得がいかなかったという。現場は撮影続行が困難になりそうなほど緊迫した空気に包まれたとのことで、2人は9日(現地時間)にアトランとの撮影セット内で話し合いを持ったそうだが、問題が解決したかは不明と関係筋が話しているそうだ。