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本作は、“カリスマ書店員”と呼ばれる読み巧者たちが、とっておきの短篇として胸に秘めていた作品を映像化するというテーマのオムニバスドラマ。土屋が出演する「恋煩い」(作・北山猛邦)は、土屋演じる“おまじないバカ”のヒロインが交際相手に浮気の疑念を抱く中、高校の同級生と再会したことがきっかけで過去の真実が明らかになる様を描く。土屋がフジテレビ系のドラマに出演するのは、2016年の『女性作家ミステリーズ 美しき三つの嘘』第2話「炎」以来、二度目となる。
土屋は「不安を埋めるため、人はいろいろなことを試します。おまじないだったり、あるいは見て見ぬふりだったり。“恋煩い”は、そんな日常がたどりついてしまう哀しい物語です」とドラマをアピールする。
大泉は「妻の女友達」(作・小池真理子)に出演。平凡な家庭を支える市役所の戸籍係役を担当する。妻が大学時代の同期で女流作家の友人と再会、それを機に妻は友人に不当な扱いを受けていき、夫は「友人がいなくなれば」とある機会で動き出していくさまを描く。土屋とはNHKの連続小説『まれ』で共演、その際に演じた役柄とは全く異なる“マジメ父”をどう演じるのかが見どころだ。
「情けは人の…」(作・今邑 彩)で向井が演じる役柄は、バーテンダーのアルバイト。バーの客として訪れた一人の男が、母と自分を捨てた父の経営する会社に勤めていたことを知り、男と共謀し復讐を兼ねて社長の息子を誘拐するが、事件は意外な方向に向かっていく…。
向井がフジテレビ系のドラマに出演するのは、ドラマ『信長協奏曲』以来およそ2年4カ月ぶり。実生活で経験したこともあるというバーテンダーという役柄には「やりづらいなどはなく、もっとやっていたかったぐらいです」とコメント、楽しく撮影を行っていた様子を明かしている。
土曜プレミア『ドラマ・ミステリーズ~カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊~』は4月22日にフジテレビ系にて21時より放送。